[今夜の視点]シカゴ大豆=安値更新ならさらに買い方の投げ加速も

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は強含み。前日の急落に対する自律修正高。7月限は1180
セント台半ばを中心としたもみ合い。引け後に発表された生育進度は作付けが78%
(前週68%、前年89%、平年73%)、発芽が55%(前週39%、前年69%、
平年52%)と、引き続き平年を上回るペースで進展していた。作柄はまだ発表されな
かった。
 今夜はさらに安値を更新するような展開となるのかどうかが注目される。さらに安値
を更新するようであれば、買い方の投げでさらに下げ幅が大きくなる可能性もありそう
た。

 前日のシカゴは大幅続落。原油が底割れして急落したこともあり、シカゴ穀物全面安
の様相。チャートのネックラインを割り込んだことで下げ足を加速させた。場中の週間
輸出検証高が34万トン台と低調だったことも嫌気された。
 7月限は12ドル割れから下げ足を加速して、安値は1182.50セント。引けも
あまり戻さず、1184.50セントだった。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:55 雇用統計 2024年5月(連邦雇用庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 耐久財受注 2024年4月確報値(商務省)
【経済】 23:00 製造業新規受注 2024年4月(商務省)
【工業】 6/5 05:30 週間石油統計(API)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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