[今夜の視点]金・銀=米国債の利回り上昇などが圧迫も底堅い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、米国債の利回り上昇を
受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2643.78ドルから、2638
ドル台まで下落したのち、押し目を買われた。ただ中国国家発展改革委員会(発改委)
の記者会見に対する失望感を受けて2648ドル台で戻りを売られた。午後に入ると、
2633ドル台で押し目を買われた。
 米国債の利回り上昇や中国国家発展改革委員会(発改委)の記者会見に対する失望感
を受けて売り優勢となったが、押し目は買われた。米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ見通しに変わりはないことが下支え要因だが、大幅利下げの可能性はなくなってお
り、利食い売りが出やすい。中東情勢の行方も確認したい。
<今夜の予定>
・独鉱工業生産指数 2024年8月(経済技術省)
・米貿易収支 2024年8月(商務省)
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