●論点解説ゴム、膠着化の論理=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は、内外ともにボックス相場が続いている。中国景気対策への期待感が下値
を支えるが、財政出動の詳細が不透明な状態では、積極的にリスクテイクを進める動き
は鈍い。産業用素材市況全体が同様の値動きを形成しており、経済対策の詳細が発表さ
れると買われる一方、発表されないと調整売りが優勢の展開になりやすい。需要リスク
織り込みに一服感があるが、詳細な政策発表が待たれている。産地相場も上海ゴム相場
の瞬間的な値動きに振り回されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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