石油午前=大幅安、OPECプラスの増産開始や貿易戦争懸念で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅安。石油輸出国機構(OPEC)プラスが自主減産の縮小を
4月から開始すると発表し、週明けの海外原油が急落したことが重し。トランプ米大統
領が中国に対する関税を10%上乗せしたうえ、カナダやメキシコからの輸入品に対し
ても関税を発動すると警戒されていることも圧迫要因。関税戦争の拡大による世界的な
景気悪化リスクが意識されている。円相場が1ドル=148円半ばまで円高・ドル安推
移したことも重し。
 日中取引開始後、原油の2025年7月限は下げ幅を拡大。夜間取引の安値を下回
り、一時6万3900円まで下落した。
 午前11時04分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2800〜1970円安。
 午前11時04分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1570枚。
【米政府、ウクライナに対する軍事支援を停止】
 米政府はウクライナに対するすべての軍事支援を停止した。ウクライナが平和への誠
実な取り組みを示していると判断するまで支援を停止するという。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.37ドル安の68.00ドルで推移。
本日これまでのレンジは67.96〜68.46ドル。
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