[本日の見通し]貴金属=金先限は上げ幅縮小した場合、下値は限られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて堅調。金はニューヨーク高を受け、ドル建て現物相場が2910ド
ル台に上昇、円小幅安から3ケタ高。先限は日中取引開始後、1万4143円の高値を
つけ、2月26日以来、1週間ぶりの高値をつけた。夜間取引の引け値1万4098円
から上げ幅を拡大した。次の高値のメドは2月26日の高値1万4167円。この後
は上げ幅を縮小した場合、夜間取引の引け値水準から下値は限られるとみる。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場が960ドル台前半に上
昇と円小幅安から買い優勢となり、堅調に推移。先限は夜間取引の終盤に4552円の
高値をつけた。日中取引は4548円で上値を抑えられている。4552円が抵抗線に
なっており、上げ幅を縮小の可能性はあるが、4520円台前半では買い支えられる展
開を予想。4552円超えとなると、買い戻しが増えるとみる。
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