石油午前=総じて下落、複数限月が1000円超の下落も下値堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は総じて下落。夜間取引から海外原油安を背景に売り優勢。夜間取引
の後半に1ドル=149円台前半まで円高進行を受け、下げ幅を拡大した。日中取引は
序盤、下げ幅を縮小したが、買い手控えムードが強く、小口の売りで下げ幅を拡大し
た。指標限月の期中8月限を含め、1000円超の下落が続出した。ニューヨーク原油
時間外取引がジリ安で推移が弱材料。
 日中取引で、原油の2025年8月限は6万3270円まで下落した。夜間取引の安
値6万3300円をわずかに下回ったが、一段安になる前に下値を切り上げ、下値堅く
推移。
 午前11時16分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1100円安〜2770円高。
 午前11時16分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が552枚。
【日銀・植田総裁の会見を控え押し目買い見送りムード】
 地政学的リスクが根強いが、原油は世界的に需給緩和の懸念が強く、積極的な押し目
買いが見送られている印象。午後、日銀の植田総裁の記者会見があり、為替市場から間
接的な影響を受けやすく、見送りムード。
【海外原油夜間取引=小幅続落】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.25ドル安の66.65ドルで推移。
本日これまでのレンジは66.58〜66.86ドル。
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