リスク警戒継続、朝は143円台半ばを付けるも、午後に142円台=東京為替概況 ドル円は米株高などを受けてリスク警戒の後退から朝は円売りがやや優勢となった。日経平均が寄り付きからしっかりとなったことも、ドル買い円売りを誘った。ドル円は143円59銭まで午前中に上昇。その後は一転して円買いとなった。香港株や中国本土株がやや軟調で、リスク警戒が継続。午前中4.38%台を付けていた米10年債利回りが午後に4.33%台を付けるところまで下げたことなどが重石となっている。米株先物時間外取引の軟調な動きも円買いを誘った。ドル円は142円85銭を付けたが、142円台での売りには少し慎重姿勢も見られる。 午後に入ってドルは全般に軟調で、ユーロドルは昼前に付けた1.1316から1.1368を付けている。 ユーロ円は162円台半ば前後での推移から、午後の円買いに162円08銭を付けた。 先週後半から買いが目立つポンドドルは、今日の東京市場でも堅調。先週の1.2700台からの上昇が続く中、昨日海外市場で1.3200をつける動き。昨日海外市場では1.3200超えで売りが出る展開となったが、午後に入ってのドル売りで1.32台にしっかり乗せ、一時1.3221を付けた。もっとも高値警戒感もあり、その後1.3200割れを付けている。 ポンド円は対ドルでの買いが支えも189円台に乗せると売りが出る動き。昨日高値189円21銭に届かず、午前、午後とも189円10銭台までの上昇となり、その後の円買いに188円50銭台を付けた。 MINKABUPRESS 山岡
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