[本日の見通し]石油=下落、6月のOECD在庫は減少

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。

 石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、経済協力開発機構(OECD)加盟
国の6月の商業在庫は前月比320万バレル減の27億8900万バレルとなった。O
PECプラスの主要8カ国が自主減産の巻き戻しを始めたことから世界の石油在庫が上
振れする兆候があったが、在庫増は続かず。ただ、米エネルギー情報局(EIA)の週
報で米国の石油在庫は増加する傾向にある。6月のOECD在庫はいったん減少した
が、積み増し傾向が続くのではないか。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.03ドル安の63.14ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは62.82ドルから63.18ドル。
 原油1月限の予想レンジは5万8700円から5万9700円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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