金・銀市況=金が大幅続伸、上場来高値を更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         17,691   +358    17,849  +354  : 3,714.60   +66.37
銀          195.0   +3.0     204.0  +4.2  : 4,369.00  +156.00
プラチナ     6,627   +126     6,366  +156  : 1,422.68   +39.52
パラジウム   5,600      0     5,600     0  : 1,165.23   +11.44
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.02   +0.34  ユーロ・ドル相場   1.1746  -0.0025
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【市況】
 金が大幅続伸。ニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現
物相場の押し目を買われたことなどを受けて上値を伸ばした。午後に入ると、ドル建て
現物相場の押し目を買われたことや円安を受けて上場来高値を更新した。銀は総じて買
い優勢となった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが316〜370円高、ゴールドスポットが304円
高、銀が0.2〜7.0円高。
 推定出来高は、金が4万0603枚、金ミニが1万1885枚、ゴールドスポットが
1880枚、銀が10枚。
【金は米FRBの利下げ見通しが支援】
 金先限は上場来高値1万7849円を付けた。ニューヨーク高や円安が支援要因にな
った。円相場は1ドル=148円台前半の円安に振れた。銀先限は204.0円まで上
昇した。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しが支援要因になった。CMEのフェ
ドウォッチで、10・12月の利下げ見通しに変わりはなかった。金ETF(上場投
信)にまとまった投資資金が流入しており、踏み上げの動きとなった。またロシアのエ
ストニア領空侵犯で地政学的リスクが意識されることも支援要因である。今週は23日
からニューヨークで国連の年次総会が開催される。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ見通しを受けて押し目を買われた。アジア市場では朝方の3689.62
ドルから、3696ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、
3686ドル台で押し目を買われ、3714ドル台まで上昇した。
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