NY貴金属引け速報=反発、ドル安から買い優勢も上値重く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/12  4012.4  + 21.4       プラチナ    26/ 1   1547.9   + 10.3
    銀   25/12  4826.5  + 31.5       パラジウム   25/12   1417.00  + 22.10
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 ニューヨーク金、銀は反発。前日比は金12月限が21.4ドル高、銀12月限は
31.5セント高。
 金12月限は反発。時間外取引では、ドル安から買い優勢。欧州時間に入って上げ幅
を縮小も18ドル超も上げ幅を維持し堅調に推移。日中取引では、米労働省発表の10
月の米雇用統計の発表が見送られるため、新規材料不足で伸び悩んだ。日中取引開始後
は週末を控えた手じまい売りの動きもあり、上げ幅を縮小。米株式市場が序盤から続落
となり、安全資産としての買いで再上昇したが、後半はリスク回避から売り圧力が強
く、上値重く推移した。場中発表の11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
が事前予想。前月実績を下回ったことはドル安要因となり、支援材料ながら過剰反応は
なかった。
 銀12月限は時間外取引では一時70セント超の上昇まで上げ幅を拡大。日中取引は
金の上値の重さから上げ幅を削ったが、下値は堅く堅調に推移。
 プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比はプラチナ1月限が10.3ドル高、パ
ラジウム12月限は22.10ドル高。
 プラチナ1月限は反発。時間外取引では、金、銀の上昇につれ高となり、一時20ド
ル超の上昇となった。欧州時間に入り、幾分、上げ幅を縮小も18ドル超の上げ幅を維
持して推移。日中取引では、金の伸び悩み、米国株が景気不安から軟調に推移が警戒さ
れ、上げ幅を縮小。前日の高値1587.2ドルを上抜けず、テクニカル面からの上値
の重さも売りを招いた。中盤に買い拾われ、買い優勢となったが、前日の下げ幅を取り
戻すには至らず。
 パラジウム12月限は反発。時間外取引は反発して推移後に戻り売り優勢となり、小
安く推移。日中取引では買い優勢となった。前日、大幅安となった反動から買いが優勢
となり、20ドル超の上昇まで上げ幅を拡大した。
MINKABU PRESS
*価格は帳入値ではなく、暫定値。

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