原油反発。米主要株価指数の反発などで。73.82ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,758.05ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。21年09月限は12,800元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。21年08月限は459.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで699.85ドル(前日比6.85ドル拡大)、円建てで2,502円(前日比24円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月30日 19時31分頃 先限)
金 6,242円/g 白金 3,740円/g
ゴム 224.2円/kg とうもろこし 33,690円/t
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「隣の芝生の青さが、金・プラチナ投資のヒント[1]」
前回は、「金相場は「鳥の目」で分析すべし」として、金とプラチナ相場を分析する上で欠かせないテーマについて書きました。
今回は、「隣の芝生の青さが、金・プラチナ投資のヒント[1]」として、金とプラチナの投資戦略を練る上で考慮したい、この数カ月間の日本の個人投資家の心理状態について書きます。
前回、「虫の目」を捨て、「鳥の目」になり、複数の材料を俯瞰することが、「現代の金相場」の動向を考える上で欠かせないと書きました。また、具体的な複数のテーマ(材料)について、触れました。
今回と次回以降で、材料ではなく、「投資対象」を俯瞰したい(金だけ、プラチナだけ、ではなく、これら2つを同時に投資対象とすることを考察したい)と思います。当社で毎月実施している、個人投資家の皆さまにさまざまな質問にお答えいただく投資家サーベイ「楽天DI」のデータに、印象的な動きが見られたためです。
今後の日経平均株価やドル/円などの主要銘柄の動向をどのように考えているかを問う質問や、時節に合わせた親しみやすい月替わりの質問、さらには、「今後、投資してみたい国(地域)」「今後、投資してみたい金融商品」という質問もあります。
今回注目した「今後、投資してみたい国(地域)」という質問は、複数回答可で、選択肢は、日本、アメリカ、ユーロ圏、オセアニア、中国、ブラジル、ロシア、インド、東南アジア、中南米(ブラジル除く)、東欧、アフリカ、特になし、の13個です。なお、5月に実施した調査の回答数はおよそ6,300でした。
5月の調査で、今後投資してみたい国(地域)の選択肢のうち、最もたくさんの投資家の皆さんに選ばれたのは「アメリカ」でした。なんと73%でした。10人中7人以上が、アメリカを今後投資してみたい国に選んだわけです。一方、日本は30%でした。
次回以降、この数カ月間目立っている「アメリカ上昇・日本低下」の背景について書きます。
図:今後、投資してみたい国(地域)
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出所:月次投資家サーベイ「楽天DI」のデータより筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,758.05ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。21年09月限は12,800元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。21年08月限は459.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで699.85ドル(前日比6.85ドル拡大)、円建てで2,502円(前日比24円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月30日 19時31分頃 先限)
金 6,242円/g 白金 3,740円/g
ゴム 224.2円/kg とうもろこし 33,690円/t
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「隣の芝生の青さが、金・プラチナ投資のヒント[1]」
前回は、「金相場は「鳥の目」で分析すべし」として、金とプラチナ相場を分析する上で欠かせないテーマについて書きました。
今回は、「隣の芝生の青さが、金・プラチナ投資のヒント[1]」として、金とプラチナの投資戦略を練る上で考慮したい、この数カ月間の日本の個人投資家の心理状態について書きます。
前回、「虫の目」を捨て、「鳥の目」になり、複数の材料を俯瞰することが、「現代の金相場」の動向を考える上で欠かせないと書きました。また、具体的な複数のテーマ(材料)について、触れました。
今回と次回以降で、材料ではなく、「投資対象」を俯瞰したい(金だけ、プラチナだけ、ではなく、これら2つを同時に投資対象とすることを考察したい)と思います。当社で毎月実施している、個人投資家の皆さまにさまざまな質問にお答えいただく投資家サーベイ「楽天DI」のデータに、印象的な動きが見られたためです。
今後の日経平均株価やドル/円などの主要銘柄の動向をどのように考えているかを問う質問や、時節に合わせた親しみやすい月替わりの質問、さらには、「今後、投資してみたい国(地域)」「今後、投資してみたい金融商品」という質問もあります。
今回注目した「今後、投資してみたい国(地域)」という質問は、複数回答可で、選択肢は、日本、アメリカ、ユーロ圏、オセアニア、中国、ブラジル、ロシア、インド、東南アジア、中南米(ブラジル除く)、東欧、アフリカ、特になし、の13個です。なお、5月に実施した調査の回答数はおよそ6,300でした。
5月の調査で、今後投資してみたい国(地域)の選択肢のうち、最もたくさんの投資家の皆さんに選ばれたのは「アメリカ」でした。なんと73%でした。10人中7人以上が、アメリカを今後投資してみたい国に選んだわけです。一方、日本は30%でした。
次回以降、この数カ月間目立っている「アメリカ上昇・日本低下」の背景について書きます。
図:今後、投資してみたい国(地域)
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出所:月次投資家サーベイ「楽天DI」のデータより筆者作成