原油反発。米主要株価指数の反発などで。80.02ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの低下などで。1,790.55ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は14,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年02月限は517.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで827.55ドル(前日比3.9ドル拡大)、円建てで3,065円(前日比29円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(1月7日 大引け 6番限)
金 6,655円/g 白金 3,590円/g
ゴム 241.4円/kg とうもろこし 40,250円/t
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「金(ゴールド)の教科書も改訂が必要」
前回は、「上昇圧力と下落圧力を足し引きしなければならない」として、足元の金(ゴールド)市場にある、上昇要因と下落要因を俯瞰しました。
今回は、「金(ゴールド)の教科書も改訂が必要」として、学習指導要領の改訂について書きます。社会の常識の変化に伴い、市場関係者の常識も変化しなければならない点について、触れるためです。
平成30年に告示された学習指導要領には、2022年度(来年度)より、高校生の家庭科の授業で「投資信託」などの投資に関わる内容を扱うと、書かれています。若い人たちの投資リテラシーを向上させ、より一層、日本の投資家のレベルを引き上げることに貢献し得る、重要な策だと言えます。
文部科学省の資料には、持続可能な社会の構築に向けて、消費生活と環境を一層関連付けた消費者教育を推進し、生涯を見通した生活における経済の管理や計画、リスク管理の考え方を身に着けることが、目的の一つである旨が書かれています。時代が求める教育内容は、(男性像の件と同様)時代の変化とともに、変わります。
時代の変化に伴って、教育内容がアップデートされるように、金(ゴールド)相場の動向を説明するための事柄もアップデートされなければならないと、筆者は考えています。先述のとおり、昨今の金価格の推移は、ドルとの関係だけ、株との関係だけで、説明することができなくなっているためです。
[Vol.1150] ドル高・株高・金高で、「3高(サンダカ)」で述べたとおり、「3高(サンダカ)」は、実際に起きています。常にとはいかないまでも、今年を含めた今後も、起きる可能性があります。古い教科書にしばられたままでは、金(ゴールド)相場の動向を見誤ります。
今年、「3高」は、金市場に関わる全ての人々の認識を正しい方向に導く、重要なキーワードになると、筆者は考えています。
図:学習指導要領の改訂(一例)
出所:筆者作成
金反発。米10年債利回りの低下などで。1,790.55ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年05月限は14,875元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年02月限は517.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで827.55ドル(前日比3.9ドル拡大)、円建てで3,065円(前日比29円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(1月7日 大引け 6番限)
金 6,655円/g 白金 3,590円/g
ゴム 241.4円/kg とうもろこし 40,250円/t
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「金(ゴールド)の教科書も改訂が必要」
前回は、「上昇圧力と下落圧力を足し引きしなければならない」として、足元の金(ゴールド)市場にある、上昇要因と下落要因を俯瞰しました。
今回は、「金(ゴールド)の教科書も改訂が必要」として、学習指導要領の改訂について書きます。社会の常識の変化に伴い、市場関係者の常識も変化しなければならない点について、触れるためです。
平成30年に告示された学習指導要領には、2022年度(来年度)より、高校生の家庭科の授業で「投資信託」などの投資に関わる内容を扱うと、書かれています。若い人たちの投資リテラシーを向上させ、より一層、日本の投資家のレベルを引き上げることに貢献し得る、重要な策だと言えます。
文部科学省の資料には、持続可能な社会の構築に向けて、消費生活と環境を一層関連付けた消費者教育を推進し、生涯を見通した生活における経済の管理や計画、リスク管理の考え方を身に着けることが、目的の一つである旨が書かれています。時代が求める教育内容は、(男性像の件と同様)時代の変化とともに、変わります。
時代の変化に伴って、教育内容がアップデートされるように、金(ゴールド)相場の動向を説明するための事柄もアップデートされなければならないと、筆者は考えています。先述のとおり、昨今の金価格の推移は、ドルとの関係だけ、株との関係だけで、説明することができなくなっているためです。
[Vol.1150] ドル高・株高・金高で、「3高(サンダカ)」で述べたとおり、「3高(サンダカ)」は、実際に起きています。常にとはいかないまでも、今年を含めた今後も、起きる可能性があります。古い教科書にしばられたままでは、金(ゴールド)相場の動向を見誤ります。
今年、「3高」は、金市場に関わる全ての人々の認識を正しい方向に導く、重要なキーワードになると、筆者は考えています。
図:学習指導要領の改訂(一例)
出所:筆者作成