原油反落。米主要株価指数の反落などで。67.53ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。3,337.00ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,985元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年08月限は510.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1952.15ドル(前日比17.35ドル縮小)、円建てで9,636円(前日比12円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月8日 17時23分時点 6番限)
金 15,769円/g
白金 6,133円/g
ゴム 311.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NYプラチナ先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)などのコモディティを10%程度」
前回は、「S&P500はショックに見舞われながら高値更新」として、S&P500指数のショック発生時の下落率・回復までの年数などを、確認しました。
今回は、「金(ゴールド)などのコモディティを10%程度」として、S&P500のショック発生から回復までに要した期間における、各種銘柄の騰落率を、確認します。
以下の表は、S&P500がショック級の急落に見舞われてから回復までに要した期間における、NY金先物価格と米国債価格の騰落率です。2010年ごろを境目とし、傾向が変化していることが分かります。
ショック発生時、多くの市場関係者は「資金の逃避先」を探します。2010年ごろ以降、資金の逃避先と目されるNY金先物と米国債において、同期間の上昇率が低下しています。特に米国債を選ぶ動きは、NY金先物を選ぶ動きよりも弱くなっています。
こうした流れを踏まえると、伝統的な投資戦略である株式と債券の比率「60:40」は、現状に合わせた修正が必要です。債券の比率の一部を、相対的に選ばれやすくなっている金(ゴールド)やゴールドを含むコモディティ(国際商品)に置き換える必要があるでしょう。
筆者はしばしば、「金(ゴールド)を保有する場合、運用資産の何%くらいがよいか?」という質問を受けます。この質問への回答は、SNSの影響などもあり、S&P500の上昇が目立ち始めた2010年以降においては、「10%くらい」と、今のところ考えています。
図:S&P500のショック発生から回復までに要した期間における、各種銘柄の騰落率

出所:Investing.comのデータを基に筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。3,337.00ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,985元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年08月限は510.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1952.15ドル(前日比17.35ドル縮小)、円建てで9,636円(前日比12円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月8日 17時23分時点 6番限)
金 15,769円/g
白金 6,133円/g
ゴム 311.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NYプラチナ先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「金(ゴールド)などのコモディティを10%程度」
前回は、「S&P500はショックに見舞われながら高値更新」として、S&P500指数のショック発生時の下落率・回復までの年数などを、確認しました。
今回は、「金(ゴールド)などのコモディティを10%程度」として、S&P500のショック発生から回復までに要した期間における、各種銘柄の騰落率を、確認します。
以下の表は、S&P500がショック級の急落に見舞われてから回復までに要した期間における、NY金先物価格と米国債価格の騰落率です。2010年ごろを境目とし、傾向が変化していることが分かります。
ショック発生時、多くの市場関係者は「資金の逃避先」を探します。2010年ごろ以降、資金の逃避先と目されるNY金先物と米国債において、同期間の上昇率が低下しています。特に米国債を選ぶ動きは、NY金先物を選ぶ動きよりも弱くなっています。
こうした流れを踏まえると、伝統的な投資戦略である株式と債券の比率「60:40」は、現状に合わせた修正が必要です。債券の比率の一部を、相対的に選ばれやすくなっている金(ゴールド)やゴールドを含むコモディティ(国際商品)に置き換える必要があるでしょう。
筆者はしばしば、「金(ゴールド)を保有する場合、運用資産の何%くらいがよいか?」という質問を受けます。この質問への回答は、SNSの影響などもあり、S&P500の上昇が目立ち始めた2010年以降においては、「10%くらい」と、今のところ考えています。
図:S&P500のショック発生から回復までに要した期間における、各種銘柄の騰落率

出所:Investing.comのデータを基に筆者作成