原油反発。EUのロシア産原油輸入禁止に関する報道などで。109.91ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,879.22ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。22年09月限は12,745元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年06月限は697.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで927.27ドル(前日比24.97ドル拡大)、円建てで3,938円(前日比17円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月6日 17時21分頃 6番限)
金 7,848円/g
白金 3,910円/g
ゴム 252.0円/kg
とうもろこし 57,250円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「過去を否定し「花の山」に向かう」
前回は、「鳥になって「俯瞰(ふかん)」しよう」として、「[Vol.1226] 「現在の常識」を深く理解する方法」で述べた、「材料の俯瞰(ふかん)と影響力の足し引き」について、詳細を述べました。
今回は、「過去を否定し「花の山」に向かう」として、筆者が考える「コモディティ投資で勝つために必要なこと」について述べます。
Vol.1224~1226、1228で述べたことは、筆者が考える「コモディティ投資で勝つために必要なこと」のエッセンスでした。まとめると以下のようになります。
・市場環境は年々複雑化、よって「現在の常識」は複雑
・「材料の俯瞰と影響力の足し引き」は「現在の常識」の柱
・時間軸が異なるテーマを用いて材料を俯瞰、各種材料起因の影響力を足し引きする
・精度が高い見通し作成に上記が有用
また以下は、こうしたエッセンスをより有効に活用するための、筆者が考える、現在の市場関係者が「密になるべき」要素です。
・材料を俯瞰すること (過去の常識(近視眼的見方)の逆)
・今を凝視すること (過去の成功体験重視の逆)
・人に流されないこと (集団心理重視の逆)
相場格言に「人の行く裏に道あり花の山」があります。今なお「過去の常識」にとらわれている市場関係者が多いと感じます。いち早く「現在の常識」を取り入れ、「材料の俯瞰と影響力の足し引き」を実践できた人が「花の山」にたどり着けると、筆者は考えています。
例えば、上記の考え方をもとにした、短中期的視点の金(ゴールド)相場の見通しは、以下の図のようになります。前回の「重要な問い」の回答で述べたのと同様、目先は「有事ムード」「代替資産」起因の上昇圧力が、「代替通貨」起因の下落圧力を相殺し、価格は上昇すると考えます。
時間軸が長い「中長期」「超長期」の抽象的キーワードや、各テーマの具体例を併記しています。
図:金(ゴールド)の時間軸の異なる7つのテーマと、短中期の価格見通し
出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,879.22ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。22年09月限は12,745元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年06月限は697.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで927.27ドル(前日比24.97ドル拡大)、円建てで3,938円(前日比17円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月6日 17時21分頃 6番限)
金 7,848円/g
白金 3,910円/g
ゴム 252.0円/kg
とうもろこし 57,250円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 7日午前8時59分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「過去を否定し「花の山」に向かう」
前回は、「鳥になって「俯瞰(ふかん)」しよう」として、「[Vol.1226] 「現在の常識」を深く理解する方法」で述べた、「材料の俯瞰(ふかん)と影響力の足し引き」について、詳細を述べました。
今回は、「過去を否定し「花の山」に向かう」として、筆者が考える「コモディティ投資で勝つために必要なこと」について述べます。
Vol.1224~1226、1228で述べたことは、筆者が考える「コモディティ投資で勝つために必要なこと」のエッセンスでした。まとめると以下のようになります。
・市場環境は年々複雑化、よって「現在の常識」は複雑
・「材料の俯瞰と影響力の足し引き」は「現在の常識」の柱
・時間軸が異なるテーマを用いて材料を俯瞰、各種材料起因の影響力を足し引きする
・精度が高い見通し作成に上記が有用
また以下は、こうしたエッセンスをより有効に活用するための、筆者が考える、現在の市場関係者が「密になるべき」要素です。
・材料を俯瞰すること (過去の常識(近視眼的見方)の逆)
・今を凝視すること (過去の成功体験重視の逆)
・人に流されないこと (集団心理重視の逆)
相場格言に「人の行く裏に道あり花の山」があります。今なお「過去の常識」にとらわれている市場関係者が多いと感じます。いち早く「現在の常識」を取り入れ、「材料の俯瞰と影響力の足し引き」を実践できた人が「花の山」にたどり着けると、筆者は考えています。
例えば、上記の考え方をもとにした、短中期的視点の金(ゴールド)相場の見通しは、以下の図のようになります。前回の「重要な問い」の回答で述べたのと同様、目先は「有事ムード」「代替資産」起因の上昇圧力が、「代替通貨」起因の下落圧力を相殺し、価格は上昇すると考えます。
時間軸が長い「中長期」「超長期」の抽象的キーワードや、各テーマの具体例を併記しています。
図:金(ゴールド)の時間軸の異なる7つのテーマと、短中期の価格見通し
出所:筆者作成