原油反落。米主要株価指数の反落などで。109.09ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの反落などで。1,852.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は13,060元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年07月限は686.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで908.05ドル(前日比9.6ドル拡大)、円建てで3,732円(前日比11円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月24日 大引け 6番限)
金 7,571円/g
白金 3,839円/g
ゴム 246.6円/kg
とうもろこし 56,300円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●シカゴ小麦先物(期近) 月足 単位:セント/ブッシェル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「「食糧危機」を引き起こす3つの要因」
前回は、「国連事務総長が「食糧危機」に警鐘鳴らす」として、広義の「食糧危機」に含まれる、「食糧価格高」について書きました。
今回は、「「食糧危機」を引き起こす3つの要因」として、「食糧価格高」の背景について、筆者の考えを書きます。
以下は、筆者が考える現在の「食糧危機」を引き起こしている3つの要因です。「生産量減少」「輸出量減少」「囲い込み拡大」、いずれの要因も「供給量を減少させる要因」です。
ウクライナの輸出量減少など、すでに発生している具体的な材料のほか、ウクライナの今年冬に作付けする小麦(2022年/2023年度の冬小麦)の生産減少や、ロシアの穀物禁輸対象国の拡大など、まだ発生していない材料(懸念)もあります。(実態はなくても「懸念」は強い価格変動要因になり得る)
「★」印をつけた材料は「ウクライナ危機」起因の材料です。ウクライナ危機が終わらない限り、なくならない可能性が高い材料です。
その他、米国ではトウモロコシの作付け進捗(しんちょく)が平年に比べて遅れていることや、昨年度、小麦を大きな規模で輸出したインドが先日、輸出を停止することを宣言した、などの材料が挙げられます。
次回以降、「ロシア・ベラルーシの化学肥料輸出減少懸念」、「ウクライナの農産物輸出減少懸念」など、具体的な食糧価格の上昇要因について、書きます。
図:「食糧価格上昇」を引き起こす3つの要因(筆者イメージ)
出所:筆者作成
金反発。米10年債利回りの反落などで。1,852.15ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は13,060元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年07月限は686.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで908.05ドル(前日比9.6ドル拡大)、円建てで3,732円(前日比11円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月24日 大引け 6番限)
金 7,571円/g
白金 3,839円/g
ゴム 246.6円/kg
とうもろこし 56,300円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●シカゴ小麦先物(期近) 月足 単位:セント/ブッシェル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「「食糧危機」を引き起こす3つの要因」
前回は、「国連事務総長が「食糧危機」に警鐘鳴らす」として、広義の「食糧危機」に含まれる、「食糧価格高」について書きました。
今回は、「「食糧危機」を引き起こす3つの要因」として、「食糧価格高」の背景について、筆者の考えを書きます。
以下は、筆者が考える現在の「食糧危機」を引き起こしている3つの要因です。「生産量減少」「輸出量減少」「囲い込み拡大」、いずれの要因も「供給量を減少させる要因」です。
ウクライナの輸出量減少など、すでに発生している具体的な材料のほか、ウクライナの今年冬に作付けする小麦(2022年/2023年度の冬小麦)の生産減少や、ロシアの穀物禁輸対象国の拡大など、まだ発生していない材料(懸念)もあります。(実態はなくても「懸念」は強い価格変動要因になり得る)
「★」印をつけた材料は「ウクライナ危機」起因の材料です。ウクライナ危機が終わらない限り、なくならない可能性が高い材料です。
その他、米国ではトウモロコシの作付け進捗(しんちょく)が平年に比べて遅れていることや、昨年度、小麦を大きな規模で輸出したインドが先日、輸出を停止することを宣言した、などの材料が挙げられます。
次回以降、「ロシア・ベラルーシの化学肥料輸出減少懸念」、「ウクライナの農産物輸出減少懸念」など、具体的な食糧価格の上昇要因について、書きます。
図:「食糧価格上昇」を引き起こす3つの要因(筆者イメージ)
出所:筆者作成