原油反発。米主要株価指数の反発などで。100.66ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,768.80ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。22年09月限は12,655元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年08月限は676.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで917.65ドル(前日比4.45ドル拡大)、円建てで3,977円(前日比26円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月6日 16時54分頃 6番限)
金 7,671円/g
白金 3,694円/g
ゴム 251.3円/kg
とうもろこし 45,900円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
![](https://s3.fu.minkabu.jp/pictures/1793/original_1_220706_rakutensec_yoshida.png)
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「悪手2-1:長期投資に「先物型」間接商品を用いる」
前回は、「悪手1:経済指標発表時に純金積立を開始する」として、筆者が考える、コモディティ投資における3つの悪手(あくしゅ)のうちの1つ目について、述べました。
今回は、「悪手2-1:長期投資に「先物型」間接商品を用いる」として、2つ目の悪手について、述べます。(2つ目は2-1と2-2に分割)
悪手2は、商品設計の都合で、毎日報じられる国際商品価格と、保有する金融商品の価格の推移が異なる状況におちいることです。
以下の左(長期)のグラフのように、原油価格が上昇しても、連動する印象を受ける金融商品の価格がそれほど上昇しない例があります。
長期の価格推移における、国際価格と例示した金融商品の価格の相関係数は「+0.70」と、「やや相関あり」でした。
金融商品の名称から「この金融商品は、原油価格と連動する」という印象を受けますが、実際は「やや連動」の域にとどまりました。
※相関係数は、二つのデータの関係性を示すもので、+1.0と-1.0の間で決まります。+1.0に近ければ近いほど、同じように動いていることを(正の相関)、-1.0に近ければ近いほど、逆に動いている(負の相関)ことを、0は二つのデータに関わりがないことを示します。
国際価格と当該金融商品が、長期視点で「やや連動」にとどまる理由は、取引所や発行者である金融機関のウェブサイトに詳細に書かれています。主な理由は当該金融商品が「先物型」の金融商品であるためです。
次回以降の「悪手2-2:長期投資に「先物型」間接商品を用いる」で、「先物型」について、述べます。
図:NY原油先物とNEXT NOTESドバイ原油先物ダブル・ブル ETN(2038)の推移
![](https://s3.fu.minkabu.jp/pictures/1794/original_2_220706_rakutensec_yoshida.png)
出所:マーケットスピードⅡのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,768.80ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。22年09月限は12,655元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。22年08月限は676.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで917.65ドル(前日比4.45ドル拡大)、円建てで3,977円(前日比26円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月6日 16時54分頃 6番限)
金 7,671円/g
白金 3,694円/g
ゴム 251.3円/kg
とうもろこし 45,900円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
![](https://s3.fu.minkabu.jp/pictures/1793/original_1_220706_rakutensec_yoshida.png)
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「悪手2-1:長期投資に「先物型」間接商品を用いる」
前回は、「悪手1:経済指標発表時に純金積立を開始する」として、筆者が考える、コモディティ投資における3つの悪手(あくしゅ)のうちの1つ目について、述べました。
今回は、「悪手2-1:長期投資に「先物型」間接商品を用いる」として、2つ目の悪手について、述べます。(2つ目は2-1と2-2に分割)
悪手2は、商品設計の都合で、毎日報じられる国際商品価格と、保有する金融商品の価格の推移が異なる状況におちいることです。
以下の左(長期)のグラフのように、原油価格が上昇しても、連動する印象を受ける金融商品の価格がそれほど上昇しない例があります。
長期の価格推移における、国際価格と例示した金融商品の価格の相関係数は「+0.70」と、「やや相関あり」でした。
金融商品の名称から「この金融商品は、原油価格と連動する」という印象を受けますが、実際は「やや連動」の域にとどまりました。
※相関係数は、二つのデータの関係性を示すもので、+1.0と-1.0の間で決まります。+1.0に近ければ近いほど、同じように動いていることを(正の相関)、-1.0に近ければ近いほど、逆に動いている(負の相関)ことを、0は二つのデータに関わりがないことを示します。
国際価格と当該金融商品が、長期視点で「やや連動」にとどまる理由は、取引所や発行者である金融機関のウェブサイトに詳細に書かれています。主な理由は当該金融商品が「先物型」の金融商品であるためです。
次回以降の「悪手2-2:長期投資に「先物型」間接商品を用いる」で、「先物型」について、述べます。
図:NY原油先物とNEXT NOTESドバイ原油先物ダブル・ブル ETN(2038)の推移
![](https://s3.fu.minkabu.jp/pictures/1794/original_2_220706_rakutensec_yoshida.png)
出所:マーケットスピードⅡのデータをもとに筆者作成