原油反発。米主要株価指数の反発などで。96.89ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,756.30ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は12,215元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年09月限は679.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで876.5ドル(前日比6.6ドル拡大)、円建てで3,786円(前日比60円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月29日 11時59分頃 6番限)
金 7,548円/g
白金 3,762円/g
ゴム 239.4円/kg
とうもろこし 46,440円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY銅先物(期近) 日足 単位:ドル/ポンド
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「主治医ら、目先3カ月強は景気鈍化を示唆」
前回は、「セカンドオピニオン(第二の意見)はアルミ先生」として、主治医とする「ドクター・カッパー」の診断に対するセカンドオピニオンについて、筆者の考えを述べました。
今回は、「主治医ら、目先3カ月強は景気鈍化を示唆」として、主治医とする「ドクター・カッパー」の診断とセカンドオピニオンが示唆する、景気鈍化が継続する期間について、述べます。
前回、アルミニウムも「ドクター」になれると書きました。以下は、主治医である「銅(カッパー)価格」と、セカンドオピニオンの担い手である「アルミニウム価格」の推移です。
諸問題はあるものの、現在のドクターたちの「下落」が景気後退を示していると仮定します。「ドクターたちがどれくらいの期間、下落し続けるか」を推測することで、景気後退懸念が継続する期間を推測します。これにより、いつごろ、景気後退懸念が収束するのかのイメージが見えてきます。
銅は三つ、アルミニウムは一つ、下落のめど(長期視点の安値)があります。上図のとおり、銅はコロナショック後、逆オイルショック※後、リーマンショック後、アルミはコロナショック後です。※世界的な景気鈍化のきっかけになった原油相場の急落・低迷。2014年末に発生。
直近3カ月間の下落のペース(銅は毎月約884ドルのペース、アルミニウムは毎月約282ドルのペース)で下落し続けた場合、銅価格はコロナショック後の安値に2.8カ月、逆オイルショック後の安値に3.4カ月、リーマンショック後の安値に5.1カ月で到達します。
同様に、アルミニウムはコロナショック後の安値に3.2カ月で到達します。主治医とセカンドオピニオンは、「目先、3カ月強は景気後退懸念が続く可能性がある」と言っているわけです。
図:アルミニウムと銅価格の推移(LME現物 月間平均)※1960年1月を100としている
出所:世界銀行、QUICKのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,756.30ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。22年09月限は12,215元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。22年09月限は679.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで876.5ドル(前日比6.6ドル拡大)、円建てで3,786円(前日比60円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(7月29日 11時59分頃 6番限)
金 7,548円/g
白金 3,762円/g
ゴム 239.4円/kg
とうもろこし 46,440円/t
LNG 4,150.0円/mmBtu(22年6月限 4月7日午前8時59分時点)
●NY銅先物(期近) 日足 単位:ドル/ポンド
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「主治医ら、目先3カ月強は景気鈍化を示唆」
前回は、「セカンドオピニオン(第二の意見)はアルミ先生」として、主治医とする「ドクター・カッパー」の診断に対するセカンドオピニオンについて、筆者の考えを述べました。
今回は、「主治医ら、目先3カ月強は景気鈍化を示唆」として、主治医とする「ドクター・カッパー」の診断とセカンドオピニオンが示唆する、景気鈍化が継続する期間について、述べます。
前回、アルミニウムも「ドクター」になれると書きました。以下は、主治医である「銅(カッパー)価格」と、セカンドオピニオンの担い手である「アルミニウム価格」の推移です。
諸問題はあるものの、現在のドクターたちの「下落」が景気後退を示していると仮定します。「ドクターたちがどれくらいの期間、下落し続けるか」を推測することで、景気後退懸念が継続する期間を推測します。これにより、いつごろ、景気後退懸念が収束するのかのイメージが見えてきます。
銅は三つ、アルミニウムは一つ、下落のめど(長期視点の安値)があります。上図のとおり、銅はコロナショック後、逆オイルショック※後、リーマンショック後、アルミはコロナショック後です。※世界的な景気鈍化のきっかけになった原油相場の急落・低迷。2014年末に発生。
直近3カ月間の下落のペース(銅は毎月約884ドルのペース、アルミニウムは毎月約282ドルのペース)で下落し続けた場合、銅価格はコロナショック後の安値に2.8カ月、逆オイルショック後の安値に3.4カ月、リーマンショック後の安値に5.1カ月で到達します。
同様に、アルミニウムはコロナショック後の安値に3.2カ月で到達します。主治医とセカンドオピニオンは、「目先、3カ月強は景気後退懸念が続く可能性がある」と言っているわけです。
図:アルミニウムと銅価格の推移(LME現物 月間平均)※1960年1月を100としている
出所:世界銀行、QUICKのデータをもとに筆者作成