原油反落。米主要株価指数の反落などで。79.36ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,873.50ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は12,585元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年04月限は566.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで915.1ドル(前日比11ドル拡大)、円建てで3,856円(前日比10円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(2月14日 18時17分頃 6番限)
金 7,888円/g
白金 4,032円/g
ゴム 219.2円/kg
とうもろこし 44,000円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「『ここからの長期投資』の前提を確認」
前回は、「『NISAの日』で長期投資の認知進む」として、つみたてNISA対象商品(221本)を、確認しました。
今回は、「『ここからの長期投資』の前提を確認」として、自由民主主義指数0.4以下および0.6以上の国の数を、確認します。
スウェーデンのヨーテボリ大学のV-Dem研究所は「自由民主主義指数」を公表しています。0と1の間に決定する同指数は、0に近ければ近いほど「非民主的」、1に近ければ近いほど「民主的」であることを示します。
行政の抑制と均衡、市民の自由の尊重、法の支配、立法府と司法の独立性など、自由・民主主義的な傾向を示す複数の側面から、このデータは計算されています。
以下は、この指数が0.4以下の「非民主的な国」の数と0.6以上の「民主的な国」の数の推移です。
国をまたいだ「モノ」「ヒト」「情報」「お金」の往来を活発化させることで、世界全体を豊かにしていくことを象徴するキーワードである「グローバル化」は、「自由」で「民主的」であることが、求められます。民主的なプロセスで作られたルールが、自由なモノの行き来を支え・拡大させるためです。
その意味では、自由民主主義指数が高く「民主的である国」の数は、「グローバル化」の進展とともに増加してしかるべきです。実際に、グローバル化が急速に進展した1990年(冷戦終結)以降、民主的な国の数は急激に増加しました。しかし、上図のとおり、2010年ごろから増加が止まり、2020年以降は減少してしまっています。
このため、図の下部のとおり、冷戦が終結した1990年前後を「グローバル化開始」として、民主的な国の数の増加が止まった2010年ごろを「グローバル化行き詰まり」、民主的な国の数が減少しはじめた2020年以降を「グローバル化混沌(こんとん)」と記しました。
次回以降、「グローバル化」の長期視点の変化に注目します。
図:自由民主主義指数0.4以下および0.6以上の国の数(1984~2021年)
出所:V-Dem研究所のデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,873.50ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は12,585元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年04月限は566.9元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで915.1ドル(前日比11ドル拡大)、円建てで3,856円(前日比10円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(2月14日 18時17分頃 6番限)
金 7,888円/g
白金 4,032円/g
ゴム 219.2円/kg
とうもろこし 44,000円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「『ここからの長期投資』の前提を確認」
前回は、「『NISAの日』で長期投資の認知進む」として、つみたてNISA対象商品(221本)を、確認しました。
今回は、「『ここからの長期投資』の前提を確認」として、自由民主主義指数0.4以下および0.6以上の国の数を、確認します。
スウェーデンのヨーテボリ大学のV-Dem研究所は「自由民主主義指数」を公表しています。0と1の間に決定する同指数は、0に近ければ近いほど「非民主的」、1に近ければ近いほど「民主的」であることを示します。
行政の抑制と均衡、市民の自由の尊重、法の支配、立法府と司法の独立性など、自由・民主主義的な傾向を示す複数の側面から、このデータは計算されています。
以下は、この指数が0.4以下の「非民主的な国」の数と0.6以上の「民主的な国」の数の推移です。
国をまたいだ「モノ」「ヒト」「情報」「お金」の往来を活発化させることで、世界全体を豊かにしていくことを象徴するキーワードである「グローバル化」は、「自由」で「民主的」であることが、求められます。民主的なプロセスで作られたルールが、自由なモノの行き来を支え・拡大させるためです。
その意味では、自由民主主義指数が高く「民主的である国」の数は、「グローバル化」の進展とともに増加してしかるべきです。実際に、グローバル化が急速に進展した1990年(冷戦終結)以降、民主的な国の数は急激に増加しました。しかし、上図のとおり、2010年ごろから増加が止まり、2020年以降は減少してしまっています。
このため、図の下部のとおり、冷戦が終結した1990年前後を「グローバル化開始」として、民主的な国の数の増加が止まった2010年ごろを「グローバル化行き詰まり」、民主的な国の数が減少しはじめた2020年以降を「グローバル化混沌(こんとん)」と記しました。
次回以降、「グローバル化」の長期視点の変化に注目します。
図:自由民主主義指数0.4以下および0.6以上の国の数(1984~2021年)
出所:V-Dem研究所のデータをもとに筆者作成