原油反落。米主要株価指数の反落などで。77.38ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,837.75ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は12,630元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年04月限は559.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで884.85ドル(前日比1.25ドル拡大)、円建てで3,905円(前日比4円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月2日 16時31分頃 6番限)
金 8,033円/g
白金 4,128円/g
ゴム 231.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「金(ゴールド)、米雇用統計で短期の価格変動大」
前回は、「『投資機会』としてのコモディティ価格」として、スマホアプリ(楽天証券提供)内で投資家の皆さまができることを、述べました。
今回は、「金(ゴールド)、米雇用統計で短期の価格変動大」として、ドル建てスポット金(ゴールド)の推移(5分足 終値)について、述べます。
短期視点の金(ゴールド)の価格動向に注目します。以下はCFD銘柄の一つ、金(ゴールド)の原資産であるドル建てのスポット(現物)の、2023年2月2日から7日までの価格推移です。価格が短時間で急騰・急落したことがわかります。
FOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文が公開されたとみられる時刻(日本時間2日午前4時30分ごろ)から、2時間でおよそ26ドル(1.4%)も上昇しました。
当該FOMCでFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げ幅を0.25%に縮小したことを受けてドルが下落、同時にドルと「ほぼ世界共通のお金」という共通点を持つ金(ドル建てゴールド)が上昇、という流れが強まりました(ドル安・金高)。
同日夜(日本時間2日午後10時30分ごろ)、早朝と逆の動きが発生しました。同時刻に米国で発表された新規失業保険申請件数が、予想および前回よりも強い内容だったことを受け、利上げ継続観測が再燃してドルが上昇、同時に金が下落しました(ドル高・金安)。2時間でおよそ27ドル(1.4%)、下落しました。
そして翌3日の夜(日本時間3日午後10時30分ごろ)、2時間でおよそ38ドル(2.0%)も急落しました。前日の夜と同様、米雇用統計が強い内容だったことを受け、「ドル高・金安」が進行しました。
このように、市場が米国の金融政策に強い関心を示している場合、同金融政策の方向性に影響を与える経済指標の発表直後は、ドルや金(ドル建てゴールド)は、乱高下することがあります。
CFD取引はFXと同様、レバレッジが効いている上(てこの原理により、預けた資金以上の額の資金を動かすことができる)、値上がりで利益が出る「買い」(値下がりは損)、値下がりで利益が出る「売り」(値上がりは損)、どちらでも取引ができるため、こうした短時間の価格急変は、慣れた投資家の皆さまにとっては「投資機会」になるかもしれません。
図:ドル建てスポット金(ゴールド)の推移(5分足 終値) 単位:ドル/トロイオンス ※時刻は日本時間
出所:Investing.comの資料より筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,837.75ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は12,630元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年04月限は559.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで884.85ドル(前日比1.25ドル拡大)、円建てで3,905円(前日比4円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月2日 16時31分頃 6番限)
金 8,033円/g
白金 4,128円/g
ゴム 231.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「金(ゴールド)、米雇用統計で短期の価格変動大」
前回は、「『投資機会』としてのコモディティ価格」として、スマホアプリ(楽天証券提供)内で投資家の皆さまができることを、述べました。
今回は、「金(ゴールド)、米雇用統計で短期の価格変動大」として、ドル建てスポット金(ゴールド)の推移(5分足 終値)について、述べます。
短期視点の金(ゴールド)の価格動向に注目します。以下はCFD銘柄の一つ、金(ゴールド)の原資産であるドル建てのスポット(現物)の、2023年2月2日から7日までの価格推移です。価格が短時間で急騰・急落したことがわかります。
FOMC(米連邦公開市場委員会)の声明文が公開されたとみられる時刻(日本時間2日午前4時30分ごろ)から、2時間でおよそ26ドル(1.4%)も上昇しました。
当該FOMCでFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げ幅を0.25%に縮小したことを受けてドルが下落、同時にドルと「ほぼ世界共通のお金」という共通点を持つ金(ドル建てゴールド)が上昇、という流れが強まりました(ドル安・金高)。
同日夜(日本時間2日午後10時30分ごろ)、早朝と逆の動きが発生しました。同時刻に米国で発表された新規失業保険申請件数が、予想および前回よりも強い内容だったことを受け、利上げ継続観測が再燃してドルが上昇、同時に金が下落しました(ドル高・金安)。2時間でおよそ27ドル(1.4%)、下落しました。
そして翌3日の夜(日本時間3日午後10時30分ごろ)、2時間でおよそ38ドル(2.0%)も急落しました。前日の夜と同様、米雇用統計が強い内容だったことを受け、「ドル高・金安」が進行しました。
このように、市場が米国の金融政策に強い関心を示している場合、同金融政策の方向性に影響を与える経済指標の発表直後は、ドルや金(ドル建てゴールド)は、乱高下することがあります。
CFD取引はFXと同様、レバレッジが効いている上(てこの原理により、預けた資金以上の額の資金を動かすことができる)、値上がりで利益が出る「買い」(値下がりは損)、値下がりで利益が出る「売り」(値上がりは損)、どちらでも取引ができるため、こうした短時間の価格急変は、慣れた投資家の皆さまにとっては「投資機会」になるかもしれません。
図:ドル建てスポット金(ゴールド)の推移(5分足 終値) 単位:ドル/トロイオンス ※時刻は日本時間
出所:Investing.comの資料より筆者作成