原油反落。米主要株価指数の反落などで。76.33ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,821.10ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年05月限は12,190元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年04月限は560.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで879.75ドル(前日比1.75ドル拡大)、円建てで3,879円(前日比3円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月9日 17時48分頃 6番限)
金 7,957円/g
白金 4,078円/g
ゴム 220.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「積立の収益は『保有数量」×「最終価格』」
前回は、「暴騰より大暴落の方が、収益が大きい場合も」として、3つの積立シミュレーションにおける累積資産額について、述べました。
今回は、「積立の収益は『保有数量」×「最終価格』」として、3つの積立シミュレーションにおける累積保有数量について、述べます。
以下は、前々回から述べている3つの積立シミュレーションにおける、保有数量の推移です。最も大きな収益を上げた(3)大暴落パターンは50年間で3,700グラム超(3.7キログラム超)もの金(ゴールド)を積み上げました。一方、最も少なかったのは(1)暴騰パターンの600グラム超(0.6キログラム超)でした。
(1)暴騰パターンの最終的な保有数量は、(3)大暴落パターンの6分の1弱、(2)暴落パターンの半分強にとどまりました。「保有数量の差」が、資産の額の差を拡大させる大きな要因になりました。
「積立」投資の収益は、基本的に「保有数量」×「最終価格」で計算します。これら二つの値を大きくすることが、収益拡大に必要なのです。
大台超えを繰り返しながら、史上最高値を更新し続けた(1)の暴騰パターンの資産の額が、下落後の価格が取引開始時に戻らなかった(2)暴落パターンや、史上最安値水準に沈み、一時的に歴史的な長期低迷を強いられた(3)大暴落パターンの資産の額よりも小さくなったのは、保有数量に圧倒的な差が生じたためです。
「積立」投資は、いかに保有数量を増やすか、そしていかに、増やした数量を効率よく収益に変えるか、という投資です。「価格だけ」に注目してはいけないのです。
「積立」であれば、金(ゴールド)が「高いから買えない」ことはないと筆者は考えています。「今が高い」は、それだけ下落余地が大きく、今後、暴落が起きる可能性がある、つまりそれは、「積立」投資の生命線の一つである「保有数量」を積み上げるチャンスが広がっている、と言い換えることができるでしょう。
図:積立シミュレーション(3パターンの累積保有数量) 単位:グラム
出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,821.10ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年05月限は12,190元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年04月限は560.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで879.75ドル(前日比1.75ドル拡大)、円建てで3,879円(前日比3円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月9日 17時48分頃 6番限)
金 7,957円/g
白金 4,078円/g
ゴム 220.1円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「積立の収益は『保有数量」×「最終価格』」
前回は、「暴騰より大暴落の方が、収益が大きい場合も」として、3つの積立シミュレーションにおける累積資産額について、述べました。
今回は、「積立の収益は『保有数量」×「最終価格』」として、3つの積立シミュレーションにおける累積保有数量について、述べます。
以下は、前々回から述べている3つの積立シミュレーションにおける、保有数量の推移です。最も大きな収益を上げた(3)大暴落パターンは50年間で3,700グラム超(3.7キログラム超)もの金(ゴールド)を積み上げました。一方、最も少なかったのは(1)暴騰パターンの600グラム超(0.6キログラム超)でした。
(1)暴騰パターンの最終的な保有数量は、(3)大暴落パターンの6分の1弱、(2)暴落パターンの半分強にとどまりました。「保有数量の差」が、資産の額の差を拡大させる大きな要因になりました。
「積立」投資の収益は、基本的に「保有数量」×「最終価格」で計算します。これら二つの値を大きくすることが、収益拡大に必要なのです。
大台超えを繰り返しながら、史上最高値を更新し続けた(1)の暴騰パターンの資産の額が、下落後の価格が取引開始時に戻らなかった(2)暴落パターンや、史上最安値水準に沈み、一時的に歴史的な長期低迷を強いられた(3)大暴落パターンの資産の額よりも小さくなったのは、保有数量に圧倒的な差が生じたためです。
「積立」投資は、いかに保有数量を増やすか、そしていかに、増やした数量を効率よく収益に変えるか、という投資です。「価格だけ」に注目してはいけないのです。
「積立」であれば、金(ゴールド)が「高いから買えない」ことはないと筆者は考えています。「今が高い」は、それだけ下落余地が大きく、今後、暴落が起きる可能性がある、つまりそれは、「積立」投資の生命線の一つである「保有数量」を積み上げるチャンスが広がっている、と言い換えることができるでしょう。
図:積立シミュレーション(3パターンの累積保有数量) 単位:グラム
出所:筆者作成