原油反発。米主要株価指数の反発などで。73.66ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,986.55ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は11,900元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年05月限は523.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで999.45ドル(前日比7.65ドル縮小)、円建てで4,249円(前日比10円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月30日 19時08分頃 6番限)
金 8,378円/g
白金 4,129円/g
ゴム 208.7円/kg
とうもろこし 42,410円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「EUの方針撤回のカギとなった『合成液体燃料』」
前回は、「方針撤回の真意『産油国への譲歩』!?」として、EUにおける合成液体燃料の利用について、述べました。
今回は、「西側内で『思想の足並み』が乱れる懸念浮上」として、金(ゴールド)市場の七つのテーマ(円建ては八つ)、述べます。
前回述べたとおり、「あの」EUの方針撤回をきっかけに今後、西側諸国の間でESGやSDGsが本当に「正義」なのか? それに反する意味を持つ「化石燃料」は本当に「悪」なのか?といった議論が本格化する可能性があると、筆者は考えています。
そして、ESGやSDGsを巡る議論が深まっていく中で、SDGsが述べる持続可能は「誰にとっての持続可能か?」、ESGやSDGsを「ビジネス利用をしてもよいのか?」という、これまで表沙汰にならなかった議論が、噴出する可能性があると、筆者はみています。
「気候変動を正常な状態に戻す」ための国際的なルール作りを主導したり、電気自動車(EV)の普及を加速させたり、温室効果ガス排出権取引の仕組みを積極的に整備したり、時には、日本が得意としてきた「ハイブリッド車」を否定したり、パリ協定から脱退した国に否定的な姿勢を示したりしてきた、EUの方針転換が持つ意味は、想像以上に重いといえます。
こうした議論は、西側の政治経済を揺るがすきっかけになる可能性があり、注意が必要です。西側の政治経済が不安定化すれば、さまざまなリスクが発生し、金(ゴールド)相場に上昇圧力がかかる可能性があります。
図:金(ゴールド)市場の七つのテーマ(円建ては八つ)
出所:筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,986.55ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。23年05月限は11,900元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年05月限は523.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで999.45ドル(前日比7.65ドル縮小)、円建てで4,249円(前日比10円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月30日 19時08分頃 6番限)
金 8,378円/g
白金 4,129円/g
ゴム 208.7円/kg
とうもろこし 42,410円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「EUの方針撤回のカギとなった『合成液体燃料』」
前回は、「方針撤回の真意『産油国への譲歩』!?」として、EUにおける合成液体燃料の利用について、述べました。
今回は、「西側内で『思想の足並み』が乱れる懸念浮上」として、金(ゴールド)市場の七つのテーマ(円建ては八つ)、述べます。
前回述べたとおり、「あの」EUの方針撤回をきっかけに今後、西側諸国の間でESGやSDGsが本当に「正義」なのか? それに反する意味を持つ「化石燃料」は本当に「悪」なのか?といった議論が本格化する可能性があると、筆者は考えています。
そして、ESGやSDGsを巡る議論が深まっていく中で、SDGsが述べる持続可能は「誰にとっての持続可能か?」、ESGやSDGsを「ビジネス利用をしてもよいのか?」という、これまで表沙汰にならなかった議論が、噴出する可能性があると、筆者はみています。
「気候変動を正常な状態に戻す」ための国際的なルール作りを主導したり、電気自動車(EV)の普及を加速させたり、温室効果ガス排出権取引の仕組みを積極的に整備したり、時には、日本が得意としてきた「ハイブリッド車」を否定したり、パリ協定から脱退した国に否定的な姿勢を示したりしてきた、EUの方針転換が持つ意味は、想像以上に重いといえます。
こうした議論は、西側の政治経済を揺るがすきっかけになる可能性があり、注意が必要です。西側の政治経済が不安定化すれば、さまざまなリスクが発生し、金(ゴールド)相場に上昇圧力がかかる可能性があります。
図:金(ゴールド)市場の七つのテーマ(円建ては八つ)
出所:筆者作成