原油反発。米主要株価指数の反発などで。80.02ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,983.40ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年09月限は11,915元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年05月限は569.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで986.6ドル(前日比3.50ドル拡大)、円建てで4,240円(前日比38円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月3日 17時41分頃 6番限)
金 8,413円/g
白金 4,173円/g
ゴム 212.7円/kg
とうもろこし 43,300円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「『高リスク時代』に社会人になった」
前回は、「金(ゴールド)相場の長期上昇要因になり得る」として、ドル建てスポット金(ゴールド)価格(月足 終値)の推移を、確認しました
今回は、「『高リスク時代』に社会人になった」として、「人類最後の日」までの残り時間(公表年のみ記載)を、確認します。
4月に入り、新しい年度を迎えました。会社に入るなどして、新しく社会人になられた皆様は、今後数十年間、さまざまなところでご活躍になることと、想像しております。
今、社会はどのような状況なのでしょうか。インフレ(物価高)や戦争が終わらず、安心や平穏、という言葉は当てはまらないように思えます。このため筆者は、今の社会が置かれている時代を「高リスク時代」だと考えています。
下の図は、米国の科学雑誌「Bulletin of the Atomic Scientists」(1945年にマンハッタン計画(第二次大戦中の米国の原爆開発・製造計画)に貢献したシカゴ大学の科学者によって作られた)が、1947年から公表している、「人類最後の日」までの残り時間を示唆する「終末時計」です。
もっとも新しい「終末時計」は2023年1月に公表されました。「人類最後の日」の午前0時00分まで残り90秒、つまり今が「前日の23時58分30秒」である、としています。これは、「終末時計」スタート以降、最も「人類最後の日」に近い時刻です。
この時計は、核のリスク(核兵器の使用)、気候変動(気温上昇による災害発生)、生物学的脅威(各種感染症の拡大)、破壊的な技術による大惨事(情報操作からドローンなどが有する潜在的な脅威)に対する世界の脆弱(ぜいじゃく)性を示す指標として、世界的に認知されるようになりました。
今、わたしたちは、さまざまなリスクにさらされているわけです。(こうした環境の中、新社会人の皆様は、第一歩を踏み出したのです)
図:「人類最後の日」までの残り時間(公表年のみ記載) 単位:分
出所:Bulletin of the Atomic Scientistsのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,983.40ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。23年09月限は11,915元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年05月限は569.7元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで986.6ドル(前日比3.50ドル拡大)、円建てで4,240円(前日比38円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(4月3日 17時41分頃 6番限)
金 8,413円/g
白金 4,173円/g
ゴム 212.7円/kg
とうもろこし 43,300円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「『高リスク時代』に社会人になった」
前回は、「金(ゴールド)相場の長期上昇要因になり得る」として、ドル建てスポット金(ゴールド)価格(月足 終値)の推移を、確認しました
今回は、「『高リスク時代』に社会人になった」として、「人類最後の日」までの残り時間(公表年のみ記載)を、確認します。
4月に入り、新しい年度を迎えました。会社に入るなどして、新しく社会人になられた皆様は、今後数十年間、さまざまなところでご活躍になることと、想像しております。
今、社会はどのような状況なのでしょうか。インフレ(物価高)や戦争が終わらず、安心や平穏、という言葉は当てはまらないように思えます。このため筆者は、今の社会が置かれている時代を「高リスク時代」だと考えています。
下の図は、米国の科学雑誌「Bulletin of the Atomic Scientists」(1945年にマンハッタン計画(第二次大戦中の米国の原爆開発・製造計画)に貢献したシカゴ大学の科学者によって作られた)が、1947年から公表している、「人類最後の日」までの残り時間を示唆する「終末時計」です。
もっとも新しい「終末時計」は2023年1月に公表されました。「人類最後の日」の午前0時00分まで残り90秒、つまり今が「前日の23時58分30秒」である、としています。これは、「終末時計」スタート以降、最も「人類最後の日」に近い時刻です。
この時計は、核のリスク(核兵器の使用)、気候変動(気温上昇による災害発生)、生物学的脅威(各種感染症の拡大)、破壊的な技術による大惨事(情報操作からドローンなどが有する潜在的な脅威)に対する世界の脆弱(ぜいじゃく)性を示す指標として、世界的に認知されるようになりました。
今、わたしたちは、さまざまなリスクにさらされているわけです。(こうした環境の中、新社会人の皆様は、第一歩を踏み出したのです)
図:「人類最後の日」までの残り時間(公表年のみ記載) 単位:分
出所:Bulletin of the Atomic Scientistsのデータをもとに筆者作成