原油反発。米主要株価指数の反発などで。81.91ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,971.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年01月限は13,330元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年10月限は643.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで984.95ドル(前日比4.75ドル縮小)、円建てで4,635円(前日比3円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月31日 16時49分時点 6番限)
金 9,115円/g
白金 4,480円/g
ゴム 214.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「1万円という歴史的水準まで上昇」
前回は、「人口は2100年まで増え続ける見通し」として、BRICS既存5カ国、新加入6カ国、およびG7の人口推移について、書きました。
今回は、「1万円という歴史的水準まで上昇」として、国内金(ゴールド)価格の歴史的水準到達を支えた三つの要因について、書きます。
2023年8月29日午前、国内大手地金商の金(ゴールド)価格が、歴史的な水準に達しました。初めて、1グラムあたり1万円を超えたのです。1万円は2000年前後の水準のおよそ五倍です。
1980年前後に複数の有事が目立った時よりも、2003年以降に米国がテロとの戦いにまい進した時よりも、2008年のリーマンショックが発生した時よりも、2020年の新型コロナがパンデミック化した時よりも、2022年のウクライナ危機が勃発した時よりも、どこよりも高い水準です(史上最高値であるため、当然である)。
前人未到の領域に足を踏み入れた国内大手地金商の金(ゴールド)価格。何が背景となり、このような水準に達したのでしょうか。そして今後、どうなりそうなのでしょうか。
1万円到達は、三つの要因が重なったことで起きたと考えています(一つの要因だけでは到底成し得なかった)。以下が、筆者が考える1万円到達の背景です。
三つの要因とは、ドル建て金(ゴールド)相場が高止まりしていること、円安が加速していること、消費税が上乗せされていること、です。例えば、消費税が含まれていない国内の先物価格は、9,050円近辺です(8月29日時点)。国内大手地金商の金(ゴールド)価格に消費税が含まれている点は、1万円到達の一因だったと言えます。
次回、値動きに関わる、ドル建て金(ゴールド)相場が高止まりしていることと、円安が加速していることについて、具体的な材料を用いて説明します。
図:歴史的水準到達を支えた三つの要因
出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,971.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。24年01月限は13,330元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。23年10月限は643.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで984.95ドル(前日比4.75ドル縮小)、円建てで4,635円(前日比3円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(8月31日 16時49分時点 6番限)
金 9,115円/g
白金 4,480円/g
ゴム 214.0円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「1万円という歴史的水準まで上昇」
前回は、「人口は2100年まで増え続ける見通し」として、BRICS既存5カ国、新加入6カ国、およびG7の人口推移について、書きました。
今回は、「1万円という歴史的水準まで上昇」として、国内金(ゴールド)価格の歴史的水準到達を支えた三つの要因について、書きます。
2023年8月29日午前、国内大手地金商の金(ゴールド)価格が、歴史的な水準に達しました。初めて、1グラムあたり1万円を超えたのです。1万円は2000年前後の水準のおよそ五倍です。
1980年前後に複数の有事が目立った時よりも、2003年以降に米国がテロとの戦いにまい進した時よりも、2008年のリーマンショックが発生した時よりも、2020年の新型コロナがパンデミック化した時よりも、2022年のウクライナ危機が勃発した時よりも、どこよりも高い水準です(史上最高値であるため、当然である)。
前人未到の領域に足を踏み入れた国内大手地金商の金(ゴールド)価格。何が背景となり、このような水準に達したのでしょうか。そして今後、どうなりそうなのでしょうか。
1万円到達は、三つの要因が重なったことで起きたと考えています(一つの要因だけでは到底成し得なかった)。以下が、筆者が考える1万円到達の背景です。
三つの要因とは、ドル建て金(ゴールド)相場が高止まりしていること、円安が加速していること、消費税が上乗せされていること、です。例えば、消費税が含まれていない国内の先物価格は、9,050円近辺です(8月29日時点)。国内大手地金商の金(ゴールド)価格に消費税が含まれている点は、1万円到達の一因だったと言えます。
次回、値動きに関わる、ドル建て金(ゴールド)相場が高止まりしていることと、円安が加速していることについて、具体的な材料を用いて説明します。
図:歴史的水準到達を支えた三つの要因
出所:筆者作成