原油反落。米主要株価指数の反落などで。87.30ドル/バレル近辺で推移。
金反発。ドル指数の反落などで。1,949.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年01月限は14,355元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年10月限は686.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1045.7ドル(前日比2.20ドル縮小)、円建てで4,829円(前日比6円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月11日 16時40分時点 6番限)
金 9,047円/g
白金 4,218円/g
ゴム (まだ出来ず)
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「10カ月ぶり、原油価格は高値水準」
前回は、「超長期的には均衡点変化の兆しが見えた」として、小麦の生産・消費量、収穫面積(世界全体)について、書きました。
今回は、「10カ月ぶり、原油価格は高値水準」として、WTI原油先物価格の推移について、書きます。
原油相場は足元、およそ10カ月ぶりの高値水準で推移しています。世界の指標であるWTI原油(西テキサス地域産の中質原油)は86ドル近辺、ブレント原油(英国とノルウェー間の北海でとれる原油)は89ドル近辺で推移しています(本稿執筆時点)。以下の図の通り、WTI原油はこのおよそ10カ月間続いたレンジ(74ドルを中心としたプラスマイナス10ドル程度)を上抜けています。
振り返ればこのおよそ10カ月間、主要欧米銀行の連鎖破綻、米国の債務上限問題噴出、米国債の格下げ、OPECプラス(石油輸出国機構と一部の非加盟国)の追加減産開始および延長決定、米国シェール開発の停滞など、さまざまなことが起きました。こうした出来事がもたらした「不安(需要減少を想起)」と「減産(供給減少を想起)」が、レンジ相場を形成してきたと、言えます。
とはいえ、原油相場はレンジを突き破りました。最近の数カ月間(6月以降)、原油相場を取り巻く環境が変化したと考えるのが自然だと、筆者は考えています。
図:WTI原油先物価格(日足 期近 終値) 単位:ドル/バレル
出所:ブルームバーグなどのデータをもとに筆者作成
金反発。ドル指数の反落などで。1,949.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年01月限は14,355元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。23年10月限は686.4元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1045.7ドル(前日比2.20ドル縮小)、円建てで4,829円(前日比6円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(9月11日 16時40分時点 6番限)
金 9,047円/g
白金 4,218円/g
ゴム (まだ出来ず)
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY原油先物(期近) 日足 単位:ドル/バレル
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「10カ月ぶり、原油価格は高値水準」
前回は、「超長期的には均衡点変化の兆しが見えた」として、小麦の生産・消費量、収穫面積(世界全体)について、書きました。
今回は、「10カ月ぶり、原油価格は高値水準」として、WTI原油先物価格の推移について、書きます。
原油相場は足元、およそ10カ月ぶりの高値水準で推移しています。世界の指標であるWTI原油(西テキサス地域産の中質原油)は86ドル近辺、ブレント原油(英国とノルウェー間の北海でとれる原油)は89ドル近辺で推移しています(本稿執筆時点)。以下の図の通り、WTI原油はこのおよそ10カ月間続いたレンジ(74ドルを中心としたプラスマイナス10ドル程度)を上抜けています。
振り返ればこのおよそ10カ月間、主要欧米銀行の連鎖破綻、米国の債務上限問題噴出、米国債の格下げ、OPECプラス(石油輸出国機構と一部の非加盟国)の追加減産開始および延長決定、米国シェール開発の停滞など、さまざまなことが起きました。こうした出来事がもたらした「不安(需要減少を想起)」と「減産(供給減少を想起)」が、レンジ相場を形成してきたと、言えます。
とはいえ、原油相場はレンジを突き破りました。最近の数カ月間(6月以降)、原油相場を取り巻く環境が変化したと考えるのが自然だと、筆者は考えています。
図:WTI原油先物価格(日足 期近 終値) 単位:ドル/バレル
出所:ブルームバーグなどのデータをもとに筆者作成