原油反発。イランがホルムズ海峡で機雷を敷設したとの報道などで。87.05ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。5,190.14ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年05月限は17,180元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年04月限は662.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで3020.19ドル(前日比12.39ドル拡大)、円建てで16,491円(前日比50円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月11日 17時53分時点 6番限)
金 27,528円/g
白金 11,037円/g
ゴム 375.1円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「120ドル超えも。今後確認したいデータ」
前回は、「未曽有のホルムズ海峡『ほぼ完全封鎖』」として、ホルムズ海峡を通過したタンカーの数(過去5日平均)を、確認しました。
今回は、「120ドル超えも。今後確認したいデータ」として、ニューヨーク原油先物(期近)日次平均と変動要因の例を、確認します。
以下のグラフは、ニューヨーク原油先物(WTI原油先物)価格の日次平均株価の推移と変動要因の例を示しています。2023年年初ごろから2026年2月下旬まで、同価格は75ドルという長期視点の高値水準を中心とした、プラスマイナスおよそ20ドルのレンジ内で推移していました。
しかし、イラン戦争が勃発し、3月1週目の後半に情勢悪化が長期化する見通しが浮上したタイミングから急騰し始めました。すでに、これまでのレンジの上限である95ドルを大きく上回っています。
情勢に変化がなければ、次の節目であり、ウクライナ戦争が勃発した直後の水準である120ドルに到達する可能性があります。仮に120ドルに到達した場合、かつ情勢に変化がなければ、次の節目であり、ウクライナ戦争が勃発した直後に瞬間的に接近した130ドルを上回る可能性もあります。
ホルムズ海峡のほぼ完全封鎖、アラビア海(ペルシャ湾)周辺の産油国の供給減少、イランの体制の反米化、という現在の原油相場を急騰に導いている主に三つの材料に変化がなければ、120ドルにも130ドルにも、それ以上にもなり得ると言えます。
諸情勢の動向を確認する上で重要なことは、文字ベースの情報だけでなく、数字(データ)の情報に注目することです。筆者が考える、今後、世界や日本の原油・石油製品の供給状況を確認するために注目したいデータの一例について述べます。
IMFが公表する(1)ホルムズ海峡を航行したタンカーの数は、同海峡の封鎖・回復状況、湾岸産油国の石油施設の損害・稼働状況などを反映します。比較的短時間で情報が更新されます。(2)バブ・エル・マンデブ海峡を航行したタンカーの数は、サウジ西部の石油基地からアジアに向けて輸出が行われているかを知るヒントになり得ます。
また、(3)米国のアジア向け原油・石油製品輸出量、(4)中国のアジア向け石油製品輸出量、(5)アラビア海周辺諸国以外の産油国の原油生産量は、アラビア海周辺の産油国以外からの供給がどれだけ行われているのかを知るきっかけになります。
そして、(6)日本の原油輸入量、(7)日本の石油備蓄量については、ホルムズ海峡の封鎖状況が 輸入量と備蓄量にどのような影響を与えているかを知る手がかりになります。今後は、イランや米国・イスラエルなどの軍事行動を注視しつつ、こうしたデータに気を配り、情勢を見極めていく展開になると考えられます。
図:ニューヨーク原油先物(期近)日次平均と変動要因の例 単位:ドル/バレル

出所:Investing.comのデータより筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。5,190.14ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。26年05月限は17,180元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。26年04月限は662.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで3020.19ドル(前日比12.39ドル拡大)、円建てで16,491円(前日比50円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(3月11日 17時53分時点 6番限)
金 27,528円/g
白金 11,037円/g
ゴム 375.1円/kg
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY原油先物(期近) 月足 単位:ドル/バレル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「120ドル超えも。今後確認したいデータ」
前回は、「未曽有のホルムズ海峡『ほぼ完全封鎖』」として、ホルムズ海峡を通過したタンカーの数(過去5日平均)を、確認しました。
今回は、「120ドル超えも。今後確認したいデータ」として、ニューヨーク原油先物(期近)日次平均と変動要因の例を、確認します。
以下のグラフは、ニューヨーク原油先物(WTI原油先物)価格の日次平均株価の推移と変動要因の例を示しています。2023年年初ごろから2026年2月下旬まで、同価格は75ドルという長期視点の高値水準を中心とした、プラスマイナスおよそ20ドルのレンジ内で推移していました。
しかし、イラン戦争が勃発し、3月1週目の後半に情勢悪化が長期化する見通しが浮上したタイミングから急騰し始めました。すでに、これまでのレンジの上限である95ドルを大きく上回っています。
情勢に変化がなければ、次の節目であり、ウクライナ戦争が勃発した直後の水準である120ドルに到達する可能性があります。仮に120ドルに到達した場合、かつ情勢に変化がなければ、次の節目であり、ウクライナ戦争が勃発した直後に瞬間的に接近した130ドルを上回る可能性もあります。
ホルムズ海峡のほぼ完全封鎖、アラビア海(ペルシャ湾)周辺の産油国の供給減少、イランの体制の反米化、という現在の原油相場を急騰に導いている主に三つの材料に変化がなければ、120ドルにも130ドルにも、それ以上にもなり得ると言えます。
諸情勢の動向を確認する上で重要なことは、文字ベースの情報だけでなく、数字(データ)の情報に注目することです。筆者が考える、今後、世界や日本の原油・石油製品の供給状況を確認するために注目したいデータの一例について述べます。
IMFが公表する(1)ホルムズ海峡を航行したタンカーの数は、同海峡の封鎖・回復状況、湾岸産油国の石油施設の損害・稼働状況などを反映します。比較的短時間で情報が更新されます。(2)バブ・エル・マンデブ海峡を航行したタンカーの数は、サウジ西部の石油基地からアジアに向けて輸出が行われているかを知るヒントになり得ます。
また、(3)米国のアジア向け原油・石油製品輸出量、(4)中国のアジア向け石油製品輸出量、(5)アラビア海周辺諸国以外の産油国の原油生産量は、アラビア海周辺の産油国以外からの供給がどれだけ行われているのかを知るきっかけになります。
そして、(6)日本の原油輸入量、(7)日本の石油備蓄量については、ホルムズ海峡の封鎖状況が 輸入量と備蓄量にどのような影響を与えているかを知る手がかりになります。今後は、イランや米国・イスラエルなどの軍事行動を注視しつつ、こうしたデータに気を配り、情勢を見極めていく展開になると考えられます。
図:ニューヨーク原油先物(期近)日次平均と変動要因の例 単位:ドル/バレル

出所:Investing.comのデータより筆者作成
