原油反発。ドル指数の反落などで。78.27ドル/バレル近辺で推移。
金反落。米10年債利回りの反発などで。2,336.70ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年09月限は14,885元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年08月限は597.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1383.3ドル(前日比7.20ドル縮小)、円建てで6,950円(前日比36円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月17日 17時28分時点 6番限)
金 11,779円/g
白金 4,829円/g
ゴム 327.0円/kg
とうもろこし 40,400円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY銅先物(期近) 日足 単位:ドル/ポンド
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「非鉄金属価格は過去の常識で語れない」
前回は、「安定(原油高)求める動きは長期化」として、「ESG」「SNS」が原油価格を高止まりさせた経緯について述べました。
今回は、「非鉄金属価格は過去の常識で語れない」として、非鉄金属の国際価格の推移について述べます。
2020年ごろから断続的に、筆者のもとに「金属の盗難」に関する問い合わせが寄せられています。盗難が相次いでいる背景の一つに、銅の国際相場が高騰していることが挙げられています。
今回から数回に分けて、問い合わせの際に解説している銅相場高騰の背景を述べます。(銅相場高騰以外の盗難が相次いでいる要因や、日本でとられている対策の現状、今後望まれる像についての筆者の考えなどは、別途述べる予定です)
下のグラフのとおり、銅の国際相場(赤線)は高騰しています。1トンあたり10000ドル近辺は史上最高値水準です。銅のほか、同じ非鉄金属であるアルミニウム、鉛、亜鉛、スズ、ニッケルなどの価格も上昇しています。
グラフから読み取れることは、1980年ごろから2000年ごろまでの値動きとそれ以降の値動きは本質的に違う、ということです。過去の常識で今の非鉄相場を分析することはできないのです。「変動幅が急激に拡大したこと」と、「底値水準が大幅に上昇したこと」に着目することではじめて、現在の銅や非鉄相場が何を根拠に動いているのかが見えてきます。
図:非鉄金属の国際価格の推移 単位:ドル/トン
出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成
金反落。米10年債利回りの反発などで。2,336.70ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。24年09月限は14,885元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年08月限は597.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1383.3ドル(前日比7.20ドル縮小)、円建てで6,950円(前日比36円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月17日 17時28分時点 6番限)
金 11,779円/g
白金 4,829円/g
ゴム 327.0円/kg
とうもろこし 40,400円/t
LNG 6,300.0円/mmBtu(22年10月限 22年8月5日午前10時35分時点)
●NY銅先物(期近) 日足 単位:ドル/ポンド
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「非鉄金属価格は過去の常識で語れない」
前回は、「安定(原油高)求める動きは長期化」として、「ESG」「SNS」が原油価格を高止まりさせた経緯について述べました。
今回は、「非鉄金属価格は過去の常識で語れない」として、非鉄金属の国際価格の推移について述べます。
2020年ごろから断続的に、筆者のもとに「金属の盗難」に関する問い合わせが寄せられています。盗難が相次いでいる背景の一つに、銅の国際相場が高騰していることが挙げられています。
今回から数回に分けて、問い合わせの際に解説している銅相場高騰の背景を述べます。(銅相場高騰以外の盗難が相次いでいる要因や、日本でとられている対策の現状、今後望まれる像についての筆者の考えなどは、別途述べる予定です)
下のグラフのとおり、銅の国際相場(赤線)は高騰しています。1トンあたり10000ドル近辺は史上最高値水準です。銅のほか、同じ非鉄金属であるアルミニウム、鉛、亜鉛、スズ、ニッケルなどの価格も上昇しています。
グラフから読み取れることは、1980年ごろから2000年ごろまでの値動きとそれ以降の値動きは本質的に違う、ということです。過去の常識で今の非鉄相場を分析することはできないのです。「変動幅が急激に拡大したこと」と、「底値水準が大幅に上昇したこと」に着目することではじめて、現在の銅や非鉄相場が何を根拠に動いているのかが見えてきます。
図:非鉄金属の国際価格の推移 単位:ドル/トン
出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成