原油反発。米主要株価指数の反発などで。68.14ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。2,606.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年01月限は17,905元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年12月限は521.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1648.15ドル(前日比0.05ドル縮小)、円建てで8,242円(前日比7円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(11月12日 17時33分時点 6番限)
金 12,942円/g
白金 4,700円/g
ゴム 348.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,125円/mmBtu(25年2月限 11月11日17時51分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「世界はトランプ氏にマウントされている」
前回は、「全ての激戦区を制し『トランプ2.0』始動」として、トランプ2.0の影響(川上から川下まで)を確認しました。
今回は、「世界はトランプ氏にマウントされている」として、トランプ2.0環境下の「全体観(一例)」を確認します。
話題創出、機運向上、自国優先、交渉促進などが、トランプ2.0の全体観を示すキーワードだと言えるでしょう。そしてそれらは、いずれも明(喜)と暗(悲)を含んでいます。国内大手メディアは「トランプ2.0は悲喜こもごも」と述べました。まさにそのとおりです。
話題創出に関連するビッグマウス、誇張表現も、機運向上に関連する全体的な景気回復期待増、部分的な景気鈍化懸念増も、自国優先に関連する強い米国復活、一部の関連国疲弊も、交渉推進が関連する部分的な事態進展と別の混乱発生も、これから四年間、世界中の幅広い事象の川上に位置することになります。米国のリーダーがトランプ氏だからです。
こうした悲喜こもごもは、前回の図「トランプ2.0の影響(川上から川下まで)」のとおり、世界の平和、秩序、景気、民主主義や気候変動など、世界を覆う大きなテーマに影響を与えます。
そしてその影響が、各国の物価対策、和平交渉、環境対策、金融政策、貿易交渉などに及びます。さらにその影響が、各国の個別の事案である個別企業の株価、売上、そして物価や雇用などに及びます。
こうして考えると、まるで世界はトランプ氏にマウントされているように見えます。単に川中や川下の事象に縦の線で影響を及ぼすだけでなく、悲喜こもごも故、明の事象だけでなくその奥の暗の事象まで、横の線で影響を及ぼす点がトランプ2.0の特徴です。
図:トランプ2.0環境下の「全体観(一例)」
出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。2,606.90ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年01月限は17,905元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。24年12月限は521.5元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1648.15ドル(前日比0.05ドル縮小)、円建てで8,242円(前日比7円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(11月12日 17時33分時点 6番限)
金 12,942円/g
白金 4,700円/g
ゴム 348.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,125円/mmBtu(25年2月限 11月11日17時51分時点)
●NY金先物(期近) 日足 単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「世界はトランプ氏にマウントされている」
前回は、「全ての激戦区を制し『トランプ2.0』始動」として、トランプ2.0の影響(川上から川下まで)を確認しました。
今回は、「世界はトランプ氏にマウントされている」として、トランプ2.0環境下の「全体観(一例)」を確認します。
話題創出、機運向上、自国優先、交渉促進などが、トランプ2.0の全体観を示すキーワードだと言えるでしょう。そしてそれらは、いずれも明(喜)と暗(悲)を含んでいます。国内大手メディアは「トランプ2.0は悲喜こもごも」と述べました。まさにそのとおりです。
話題創出に関連するビッグマウス、誇張表現も、機運向上に関連する全体的な景気回復期待増、部分的な景気鈍化懸念増も、自国優先に関連する強い米国復活、一部の関連国疲弊も、交渉推進が関連する部分的な事態進展と別の混乱発生も、これから四年間、世界中の幅広い事象の川上に位置することになります。米国のリーダーがトランプ氏だからです。
こうした悲喜こもごもは、前回の図「トランプ2.0の影響(川上から川下まで)」のとおり、世界の平和、秩序、景気、民主主義や気候変動など、世界を覆う大きなテーマに影響を与えます。
そしてその影響が、各国の物価対策、和平交渉、環境対策、金融政策、貿易交渉などに及びます。さらにその影響が、各国の個別の事案である個別企業の株価、売上、そして物価や雇用などに及びます。
こうして考えると、まるで世界はトランプ氏にマウントされているように見えます。単に川中や川下の事象に縦の線で影響を及ぼすだけでなく、悲喜こもごも故、明の事象だけでなくその奥の暗の事象まで、横の線で影響を及ぼす点がトランプ2.0の特徴です。
図:トランプ2.0環境下の「全体観(一例)」
出所:筆者作成