[Vol.1890] 猫と金(ゴールド)、犬とプラチナの共通点

著者:吉田 哲
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原油反発。米主要株価指数の反発などで。76.69ドル/バレル近辺で推移。

金反発。ドル指数の反落などで。2,701.76ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年05月限は17,425元/トン付近で推移。

上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年03月限は626.7元/バレル付近で推移。

金・プラチナの価格差、ドル建てで1754.66ドル(前日比21.76ドル拡大)、円建てで8,954円(前日比5円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。

国内市場は以下のとおり。(1月15日 17時25分時点 6番限)
13,633円/g
白金 4,679円/g
ゴム 383.5円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,960円/mmBtu(25年4月限 12月19日17時25分時点)

●NY金先物(期近) 日足  単位:ドル/トロイオンス
NY金先物(期近) 日足  単位:ドル/トロイオンス
出所:MarketSpeedⅡより筆者作成

●本日のグラフ「猫と金(ゴールド)、犬とプラチナの共通点」
前回は、「猫と犬、金とプラチナの特徴」として、猫などの伝統的な特徴を確認しました。

今回は、「猫と金(ゴールド)、犬とプラチナの共通点」として、猫と金(ゴールド)に共通するキーワード(一例)を確認します。

前々回と前回、猫と犬、金(ゴールド)とプラチナの特徴を確認しました。ここでは、それぞれの特徴を抽出し、猫と金(ゴールド)、犬とプラチナに共通するキーワードに注目します。

猫と金(ゴールド)に共通するキーワードは、古代、崇拝の対象、神秘的、美しい、きらびやか、気まぐれ、などです。猫の動作と金(ゴールド)の値動きという「動き」については、きらびやか、気まぐれ、などが当てはまります。

犬とプラチナに共通するキーワードは、厳しい環境で真価を発揮、強靭な性質、安定性、多機能、耐え忍ぶ力強さ、などです。犬の動作とプラチナの値動きという「動き」については、安定性、耐え忍ぶ力強さ、などが当てはまります。

次回以降、こうした共通点をもとに、貴金属の売買戦略について考えます。

図:猫と金(ゴールド)に共通するキーワード(一例)
図:猫と金(ゴールド)に共通するキーワード(一例)
出所:筆者作成 イラストはPIXTA

 

このコラムの著者

吉田 哲(ヨシダ サトル)

楽天証券経済研究所 コモディティアナリスト
1977年生まれ。2000年、新卒で商品先物会社に入社。2007年よりネット専業の商品先物会社でコモディティアナリストとして情報配信を開始。2014年7月に楽天証券に入社。2015年2月より現職。“過去の常識にとらわれない解説”をモットーとし、テレビ、新聞、雑誌などで幅広く、情報配信を行っている。2020年10月、生涯学習を体現すべく、慶應義塾大学文学部第1類(通信教育課程)に入学。