原油反発。米主要株価指数の反発などで。58.87ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。3,348.74ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年09月限は14,710元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年06月限は461.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2370.94ドル(前日比37.76ドル縮小)、円建てで11,249円(前日比85円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月8日 17時53分時点 6番限)
金 15,643円/g
白金 4,394円/g
ゴム 298.9円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,097円/mmBtu(25年7月限 3月21日17時47分時点)
●シカゴ大豆先物 月足 単位:ドル/ブッシェル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「大豆:中国の米国輸入依存度の高さが露呈」
前回は、「金(ゴールド):トリプル安で高値更新」として、2010年ごろ以降の世界分断と高インフレ(長期視点)の背景を確認しました。
今回は、「大豆:中国の米国輸入依存度の高さが露呈」として、大豆:トランプ2.0始動後およそ100日間のトピックを確認します。
トランプ氏は大統領に返り咲いた直後、中国からの輸入品に対する関税を引き上げることを明言しました。中国はこれに対抗するように、米国の大豆を輸入する際の関税を引き上げることを宣言しました。報復関税です。
下の図の通り、中国は主に米国とブラジルから、交互に大豆を輸入しています。米国からの輸入がピークとなるのは2月前後、ブラジルからの輸入がピークとなるのが8月前後です。中国は、季節が真逆という特性を利用して、北半球と南半球から分散し、年間を通じて輸入量を維持しています。
中国が米国産大豆の輸入関税を引き上げたことで、米国産大豆が中国で出回る量が減少する懸念があります。同時に、米国国内で大豆のモノ余りが目立つ懸念があります。中国の米国産大豆の輸入依存度は、小麦やトウモロコシに比べると、突出して高い傾向があります。
今のところ、北半球に、米国ほど大豆を生産できる国はないため、中国の報復関税が本格化すれば、中国でのモノ不足が目立つ可能性があります。
図:大豆:トランプ2.0始動後およそ100日間のトピック

出所:中国の貿易統計より筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。3,348.74ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。25年09月限は14,710元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。25年06月限は461.0元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2370.94ドル(前日比37.76ドル縮小)、円建てで11,249円(前日比85円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月8日 17時53分時点 6番限)
金 15,643円/g
白金 4,394円/g
ゴム 298.9円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 2,097円/mmBtu(25年7月限 3月21日17時47分時点)
●シカゴ大豆先物 月足 単位:ドル/ブッシェル

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「大豆:中国の米国輸入依存度の高さが露呈」
前回は、「金(ゴールド):トリプル安で高値更新」として、2010年ごろ以降の世界分断と高インフレ(長期視点)の背景を確認しました。
今回は、「大豆:中国の米国輸入依存度の高さが露呈」として、大豆:トランプ2.0始動後およそ100日間のトピックを確認します。
トランプ氏は大統領に返り咲いた直後、中国からの輸入品に対する関税を引き上げることを明言しました。中国はこれに対抗するように、米国の大豆を輸入する際の関税を引き上げることを宣言しました。報復関税です。
下の図の通り、中国は主に米国とブラジルから、交互に大豆を輸入しています。米国からの輸入がピークとなるのは2月前後、ブラジルからの輸入がピークとなるのが8月前後です。中国は、季節が真逆という特性を利用して、北半球と南半球から分散し、年間を通じて輸入量を維持しています。
中国が米国産大豆の輸入関税を引き上げたことで、米国産大豆が中国で出回る量が減少する懸念があります。同時に、米国国内で大豆のモノ余りが目立つ懸念があります。中国の米国産大豆の輸入依存度は、小麦やトウモロコシに比べると、突出して高い傾向があります。
今のところ、北半球に、米国ほど大豆を生産できる国はないため、中国の報復関税が本格化すれば、中国でのモノ不足が目立つ可能性があります。
図:大豆:トランプ2.0始動後およそ100日間のトピック

出所:中国の貿易統計より筆者作成