原油反発。米主要株価指数の反発などで。64.66ドル/バレル近辺で推移。
金反発。米10年債利回りの反落などで。3,343.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,725元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年07月限は474.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2127.7ドル(前日比50.80ドル縮小)、円建てで10,185円(前日比16円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月9日 17時55分時点 6番限)
金 15,505円/g
白金 5,320円/g
ゴム 290.6円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「資産の額が最も大きくなったパターンは?」
前回は、「超長期視点で金相場を底上げする『世界の分断』」として、中国が保有する米国債残高と自由民主主義指数(世界平均)を確認しました。
今回は、「資産の額が最も大きくなったパターンは?」として、積立シミュレーションにおける価格推移を確認します。
「積立投資」は、多くの投資家の皆さまがご利用になられている取引手法です。NISAやiDecoなどでもおなじみですが、積立投資で資産の額を大きくするには、実はちょっとした「コツ」があります。今後数回にわけて、金(ゴールド)とプラチナの例に触れつつ解説します。
まずは、クイズです。以下の三つのパターンで積立投資をした場合、最終的な資産の額が最も大きくなるのは、どのパターンでしょうか。
「上昇継続パターン」は、10,000円でスタートし、最初の10年間で12,500円に上昇、次の10年間は12,500円のままで、最後の10年間で2,500円上昇して最終的に15,000円で取引を終えるパターンです。価格が歴史的な水準を大きく更新するパターンです。
「下落後 回復パターン」は、10,000円でスタートし、最初の10年間で7,500円に下落、次の10年間は7,500円のままで、最後の10年間で2,500円上昇して最終的に10,000円で取引を終えるパターンです。下落するものの、価格が元の水準に回復するパターンです。
「低迷後 反発パターン」は、2,500円でスタートし、最初の10年間と次の10年間は2,500円のままで、最後の10年間で2,500円上昇して最終的に5,000円で取引を終えるパターンです。長期的に低迷を強いられるものの、最終的な価格水準は取引開始時の2倍になるパターンです。
どのパターンも、取引期間は30年間で、月々の積立金額は10,000円、手数料は買い付け時に1.65%(税込)、分配・配当金なし、再投資せず、という条件です。
さて、どのパターンの最終的な資産の額が、最も大きくなるでしょうか。ヒントは、積立投資における最終的な資産の額は、最終的な「保有数量」に最終的な「市場価格」をかけて計算する、です。
図:積立シミュレーション(1)(価格推移) 単位:円/グラム

出所:国内大手地金商のデータをもとに筆者作成
金反発。米10年債利回りの反落などで。3,343.95ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。25年09月限は13,725元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。25年07月限は474.3元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで2127.7ドル(前日比50.80ドル縮小)、円建てで10,185円(前日比16円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(6月9日 17時55分時点 6番限)
金 15,505円/g
白金 5,320円/g
ゴム 290.6円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)
●NY金先物 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成
●本日のグラフ「資産の額が最も大きくなったパターンは?」
前回は、「超長期視点で金相場を底上げする『世界の分断』」として、中国が保有する米国債残高と自由民主主義指数(世界平均)を確認しました。
今回は、「資産の額が最も大きくなったパターンは?」として、積立シミュレーションにおける価格推移を確認します。
「積立投資」は、多くの投資家の皆さまがご利用になられている取引手法です。NISAやiDecoなどでもおなじみですが、積立投資で資産の額を大きくするには、実はちょっとした「コツ」があります。今後数回にわけて、金(ゴールド)とプラチナの例に触れつつ解説します。
まずは、クイズです。以下の三つのパターンで積立投資をした場合、最終的な資産の額が最も大きくなるのは、どのパターンでしょうか。
「上昇継続パターン」は、10,000円でスタートし、最初の10年間で12,500円に上昇、次の10年間は12,500円のままで、最後の10年間で2,500円上昇して最終的に15,000円で取引を終えるパターンです。価格が歴史的な水準を大きく更新するパターンです。
「下落後 回復パターン」は、10,000円でスタートし、最初の10年間で7,500円に下落、次の10年間は7,500円のままで、最後の10年間で2,500円上昇して最終的に10,000円で取引を終えるパターンです。下落するものの、価格が元の水準に回復するパターンです。
「低迷後 反発パターン」は、2,500円でスタートし、最初の10年間と次の10年間は2,500円のままで、最後の10年間で2,500円上昇して最終的に5,000円で取引を終えるパターンです。長期的に低迷を強いられるものの、最終的な価格水準は取引開始時の2倍になるパターンです。
どのパターンも、取引期間は30年間で、月々の積立金額は10,000円、手数料は買い付け時に1.65%(税込)、分配・配当金なし、再投資せず、という条件です。
さて、どのパターンの最終的な資産の額が、最も大きくなるでしょうか。ヒントは、積立投資における最終的な資産の額は、最終的な「保有数量」に最終的な「市場価格」をかけて計算する、です。
図:積立シミュレーション(1)(価格推移) 単位:円/グラム

出所:国内大手地金商のデータをもとに筆者作成