原油反落。主要株価指数の反落などで。37.96ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反発などで。1,895.00ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。21年01月限は14,845元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。12年12月限は238.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1035.25ドル(前日比0.15ドル縮小)、円建てで3,498円(前日比変わらず)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(11月4日 18時11分頃 先限)
金 6,399円/g 白金 2,901円/g
ゴム 208.9円/kg とうもろこし 24,200円/t
●WTI原油先物 日足 (単位:ドル/バレル)
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「法廷闘争に発展!?米大統領選挙」
前回は「欧州の新型コロナ感染拡大は非常に深刻」として、人口100万人あたりの欧州の新型コロナの推定患者数(感染者-回復者-死亡者)に注目しました。
今回は「法廷闘争に発展!?米大統領選挙」として、日本時間11月4日(水)18時時点の、海外主要メディアが報じた、米大統領選挙の開票状況について書きます。
米東部時間で、投票日の翌日にあたる11月4日(水)の午前4時を過ぎましたが、複数の激戦区の勝敗が明らかになっていません。
一部の報道では、トランプ氏が、“選挙が(民主党に)盗まれている”、“我々は最高裁に行くだろう”、“全ての投票停止を望んでいる”と発言したと言われています。
トランプ氏は、郵便による投票で、不正が行われているのではないか?と、指摘をしているわけです。
確かに、筆者は本日ほぼ付きっ切りで、開票速報を見ていましたが、未だに結果が出ていない、ノースカロライナ、ジョージア、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガンの5つの州の開票率は、日本時間の午後遅く、夕方前(現地時間の深夜)から、ほとんど動かなくなりました。
開票作業が進んでいるのか、いないのか、不透明な状況です。トランプ氏が指摘しているとおり、郵便による投票が、何か混乱を引き起こしている可能性があります。
郵便投票のルールは、州ごとに定められており、投票日前に開票した州、投票日から数日間後まで、郵便投票を受け付ける州など、対応はさまざまです。
こうした中、複数の激戦州で、混乱が生じ、結果が出ない状況が続いています。
この件にけりをつけるべく、トランプ氏は“最高裁に行くだろう”とし、裁判で決着をつけることを示唆しているわけです。
郵便投票の数が膨大で、すぐに結果が出ないと指摘する声がありましたが、それが現実的になりつつあります。
こうした中、本日の金相場はドル指数の上下、原油相場は米国の株価指数の上下に、振り回される展開となりました。
バイデン優勢が報じられれば、安心感から、資金の逃避先として買われていたドルが売られ、また、景気回復期待から株価指数が変われ、それらによって、金が代替通貨の側面から買われ、原油が消費拡大期待から買われました。逆もまたしかりで、何度か繰り返しました。
いつ勝敗がわかるのか、全く不透明ですが、ひとまずは、どちらが大統領になったとしても、米国社会をよくする、米国経済を回復させる、ことに専念する姿勢を示せば、いずれ混乱は落ちつき、株式市場の反発、資金の逃避先として買われたドルが売られる、などの、原油や金が反発しやすい状況になってゆくと、筆者は考えています。
混沌とした状況であるものの、米大統領選挙については、時間軸を長めにして、見守る必要があると、考えます。
図:日本時間11月4日(水)18時時点の、米大統領選挙の開票状況
出所:海外主要メディアのデータをもとに筆者作成
金反落。ドル指数の反発などで。1,895.00ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反落。21年01月限は14,845元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反発。12年12月限は238.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで1035.25ドル(前日比0.15ドル縮小)、円建てで3,498円(前日比変わらず)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(11月4日 18時11分頃 先限)
金 6,399円/g 白金 2,901円/g
ゴム 208.9円/kg とうもろこし 24,200円/t
●WTI原油先物 日足 (単位:ドル/バレル)
出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「法廷闘争に発展!?米大統領選挙」
前回は「欧州の新型コロナ感染拡大は非常に深刻」として、人口100万人あたりの欧州の新型コロナの推定患者数(感染者-回復者-死亡者)に注目しました。
今回は「法廷闘争に発展!?米大統領選挙」として、日本時間11月4日(水)18時時点の、海外主要メディアが報じた、米大統領選挙の開票状況について書きます。
米東部時間で、投票日の翌日にあたる11月4日(水)の午前4時を過ぎましたが、複数の激戦区の勝敗が明らかになっていません。
一部の報道では、トランプ氏が、“選挙が(民主党に)盗まれている”、“我々は最高裁に行くだろう”、“全ての投票停止を望んでいる”と発言したと言われています。
トランプ氏は、郵便による投票で、不正が行われているのではないか?と、指摘をしているわけです。
確かに、筆者は本日ほぼ付きっ切りで、開票速報を見ていましたが、未だに結果が出ていない、ノースカロライナ、ジョージア、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガンの5つの州の開票率は、日本時間の午後遅く、夕方前(現地時間の深夜)から、ほとんど動かなくなりました。
開票作業が進んでいるのか、いないのか、不透明な状況です。トランプ氏が指摘しているとおり、郵便による投票が、何か混乱を引き起こしている可能性があります。
郵便投票のルールは、州ごとに定められており、投票日前に開票した州、投票日から数日間後まで、郵便投票を受け付ける州など、対応はさまざまです。
こうした中、複数の激戦州で、混乱が生じ、結果が出ない状況が続いています。
この件にけりをつけるべく、トランプ氏は“最高裁に行くだろう”とし、裁判で決着をつけることを示唆しているわけです。
郵便投票の数が膨大で、すぐに結果が出ないと指摘する声がありましたが、それが現実的になりつつあります。
こうした中、本日の金相場はドル指数の上下、原油相場は米国の株価指数の上下に、振り回される展開となりました。
バイデン優勢が報じられれば、安心感から、資金の逃避先として買われていたドルが売られ、また、景気回復期待から株価指数が変われ、それらによって、金が代替通貨の側面から買われ、原油が消費拡大期待から買われました。逆もまたしかりで、何度か繰り返しました。
いつ勝敗がわかるのか、全く不透明ですが、ひとまずは、どちらが大統領になったとしても、米国社会をよくする、米国経済を回復させる、ことに専念する姿勢を示せば、いずれ混乱は落ちつき、株式市場の反発、資金の逃避先として買われたドルが売られる、などの、原油や金が反発しやすい状況になってゆくと、筆者は考えています。
混沌とした状況であるものの、米大統領選挙については、時間軸を長めにして、見守る必要があると、考えます。
図:日本時間11月4日(水)18時時点の、米大統領選挙の開票状況
出所:海外主要メディアのデータをもとに筆者作成