原油反発。米主要株価指数の反発などで。62.38ドル/バレル近辺で推移。
金反落。ドル指数の反落などで。1,877.25ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。21年09月限は13,675元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。21年07月限は400.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで677.25ドル(前日比0.35ドル拡大)、円建てで2,363円(前日比28円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月21日 18時19分頃 先限)
金 6,551円/g 白金 4,188円/g
ゴム 251.8円/kg とうもろこし 33,500円/t
●NYプラチナ先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「ESGは全体像をとらえることが重要」
前回は、「実態なきインフレと金相場」として、「実態なきインフレ」と金相場の関係について、筆者の考えを述べました。
今回は、「ESGは全体像をとらえることが重要」として、ESGの全体像を確認します。そして今後数回にわたり、コロナ禍で急速に存在感を強めているこのESGという考え方がプラチナ市場に及ぼす影響を考察し、今後の価格動向を展望していきます。
ESGとは、ご存じの通り、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字です。近年、企業活動の監視項目、国連が提唱するSDGs(持続可能な社会を作るための17のゴール)を達成するための一手段、コロナ禍における人々の実生活を改善するための動機付けなど、さまざまな意味を持つようになってきました。
Eの「環境」に関するニュースがひときわ目立つ(量が多い・受ける印象が強い)こと、Sの「社会」が広範囲を網羅するやや漠然とした概念であること、Gの「企業統治」がイメージしにくいことなどが要因で、EとSとGは独立しているように感じることがありますが、実際には、3つは以下のように関わり合っていると、考えられます。
下図より、E(環境)とG(企業統治)はS(社会)の一部であること、GとSの一部はEを維持・改善させる直接的な影響力を持っていることが分かります。
GとSの一部に依拠する、世界的に関心が集まっているEが維持・改善されても、Sの一部が維持・改善されたに過ぎないことに留意が必要です。
図:ESGの全体像(イメージ)
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出所:筆者作成
金反落。ドル指数の反落などで。1,877.25ドル/トロイオンス近辺で推移。
上海ゴム(上海期貨交易所)反発。21年09月限は13,675元/トン付近で推移。
上海原油(上海国際能源取引中心)反落。21年07月限は400.2元/バレル付近で推移。
金・プラチナの価格差、ドル建てで677.25ドル(前日比0.35ドル拡大)、円建てで2,363円(前日比28円拡大)。価格の関係はともに金>プラチナ。
国内市場は以下のとおり。(5月21日 18時19分頃 先限)
金 6,551円/g 白金 4,188円/g
ゴム 251.8円/kg とうもろこし 33,500円/t
●NYプラチナ先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス
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出所:楽天証券の取引ツール「マーケットスピードⅡ」より
●本日のグラフ「ESGは全体像をとらえることが重要」
前回は、「実態なきインフレと金相場」として、「実態なきインフレ」と金相場の関係について、筆者の考えを述べました。
今回は、「ESGは全体像をとらえることが重要」として、ESGの全体像を確認します。そして今後数回にわたり、コロナ禍で急速に存在感を強めているこのESGという考え方がプラチナ市場に及ぼす影響を考察し、今後の価格動向を展望していきます。
ESGとは、ご存じの通り、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字です。近年、企業活動の監視項目、国連が提唱するSDGs(持続可能な社会を作るための17のゴール)を達成するための一手段、コロナ禍における人々の実生活を改善するための動機付けなど、さまざまな意味を持つようになってきました。
Eの「環境」に関するニュースがひときわ目立つ(量が多い・受ける印象が強い)こと、Sの「社会」が広範囲を網羅するやや漠然とした概念であること、Gの「企業統治」がイメージしにくいことなどが要因で、EとSとGは独立しているように感じることがありますが、実際には、3つは以下のように関わり合っていると、考えられます。
下図より、E(環境)とG(企業統治)はS(社会)の一部であること、GとSの一部はEを維持・改善させる直接的な影響力を持っていることが分かります。
GとSの一部に依拠する、世界的に関心が集まっているEが維持・改善されても、Sの一部が維持・改善されたに過ぎないことに留意が必要です。
図:ESGの全体像(イメージ)
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出所:筆者作成