第10回、移動平均線 その6、『 移動平均線の複数使い 』後編


□さて、流れがわかると次に移動平均線同士がどのような関係になるかがわかる。その兆候を探すのだ。するといち早く次の動きに沿ったトレードが出来る。

■「にゃるにゃる。」

□まず、分析の仕方を整理する。

1.現在の状態が大循環のどの段階かを探る。 2.すると次のステップがどういった状態かがわかる。また揺り戻しで前のステップに戻ることもあるので、そちらも気を付ける。そのステップが変化する兆候をつかむ。 3.①と④では安定して長期化することがある。これは大きなトレンドにつながるので長期安定の兆候を見逃さない。 4.いくつかのステップを行きつ戻りつするのはもみ合い時。そのときにはもみ合いに合わせたトレードをする。そして、もみ合いから放れるときにまたこの大循環の正順に戻る。その時点を見逃さない。
□これがセオリーだ。 ■「勉強になります。」 □さて、重要なところを補足説明するぞ。 ■「読者の皆さん、ここ試験に出ますよ。」 □試験はない。 ■「移動平均線ソムリエの資格試験を僕が作ります!」
□まだそれ、やるつもりか。被害者が出ないことを祈るのみ。
□さて・・・④の上昇トレンドの完成、ここ一番大事だね。 価格が上昇トレンドを描き、短期>中期>長期という並び順になったら、『上昇トレンドの完成』となるわけだが、ただ、完成形が出たからと言って、すぐに上昇トレンドが終了して下げに転ずるというわけではない。そこから大相場につながることだってある。
ポイント、完成形≠終了形・・・完成形のまま、長期続くことがある。
□ここが大相場につながるチェックポイントなので、そこを見抜かなければいけない。 ■「見抜けるんですか、そんなこと。」 □もちコース、オフろん。 ■「大正時代に聞いたギャグだ。」 □ゴホン。 その前に・・・①の下降トレンドの完成形でも同じこと。 価格が下降トレンドを描き、長期>中期>短期という並び順になったら、『下降トレンドの完成』だが、ただ、完成形が出たからすぐに下降トレンドが終了して上げに転ずるというわけではない。そこからどんどん下がっていくことだってある。さっきと同じ話。上昇トレンドと下降トレンドの違いがあるだけ。 ■「それくらい、わかります。」 □そっか。さて、話を進める。大相場を見抜くポイントだ。 今までは3本の線の位置関係だけを見ていたが、今度は位置関係だけでなく、間隔を見る。 ■「間隔!?」 □そう。間隔の変化を見逃してはいけない。