小次郎講師のボリンジャーバンド解説その2、「間違いだらけのボリンジャーバンド解説」

2、間違いだらけのボリンジャーバンド分析

□さて、ボリンジャーバンドの見方をインターネットで検索すると次のような紹介が多い。
・ボリンジャーバンドの各線は標準偏差を示す。 ・統計学上データは+1シグマから-1シグマの間に68.3%入り、+2シグマから―2シグマの間に95.5%入る。 ・ということは+2シグマを超える、-2シグマを割り込むということは5%以下の特殊現象。 ・そんな特殊現象が長く続くことはありえないから、+2シグマを超えたら買われすぎということで売る、-2シグマを割り込んだら売られすぎということで買う。
zu5「-2シグマ以下になったら買い、+2シグマ以上になったら売る」というのが売買シグナルとして有名だね。実はこれが大間違い。 ■間違いなんですか? □検証してみよう。