小次郎講師のボリンジャーバンド解説その3、「標準偏差を制するものがボリバンを制する!」

2、ボリバンを制するには標準偏差を制する

【ボリンジャーバンドの計算式】 ・ミッドバンド=20日移動平均線 ・プラス1シグマ=ミッドバンド+標準偏差 ・プラス2シグマ=ミッドバンド+標準偏差×2 ・マイナス1シグマ=ミッドバンド-標準偏差 ・マイナス2シグマ=ミッドバンド-標準偏差×2  ※標準偏差は20日間の終値の標準偏差
□この計算式を見てすぐわかることはボリバンは「20日移動平均線」と「標準偏差」で出来ているということ。 ■それはすぐわかります。 □この移動平均線は単純移動平均線。 小次郎講師流テクニカル分析マスターへの5つのステップ、覚えてるな?
1、計算式を覚える。 2、計算式の意味を知る。 3、計算式からその指標が価格変動のどこに注目しているかを知る。 4、買いシグナル・売りシグナルを知る。 5、それが何故、買いシグナルなのか?何故売りシグナルなのか?計算式から意味を探る。
■耳にたこが出来ています。計算式の意味を理解するというのが小次郎講師流の特徴ですね。 □「小次郎講師流」なんてかっこをつけなくても、ほんとは誰が学ぶとしても、テクニカル指標をマスターするためには必須の項目なのに、日本では計算式の意味がわからなくてもその指標を使えると思っている輩が多い。残念な限り。 ■「計算式は覚える必要がない」なんてわざわざ書いているホームページもありますからね。困ったもんだ。でもボリンジャーバンドはほんと難しいです。なにしろ標準偏差ですからね。 □それだよ。 ■え?それってなんですか? □「標準偏差」。ボリバンの各線は標準偏差で出来ている。つまりボリバンを制するためには標準偏差を制しなければいけない。 ■あ、なるほど。 □ということで本日は・・・「標準偏差」を勉強する。 ■標準偏差の勉強ですか?そこからやりますか? □そこからやるのが小次郎講師流。ボリバンを本当にマスターしたいならば避けて通れないぞ。 ■・・・確かに。