小次郎講師の徹底解説【テクニカル分析の重要性】

3、もみ合い時のトレンドラインとチャネルライン

□では最後にもみ合いの時も見ていこう。     ■トレンドラインとチャネルライン、どっちをどう呼べばいいんだろう。 □この場合どちらがトレンドラインでどちらがチャネルラインとは正確に識別されていないが、上昇トレンドの後に出てきたもみあい相場→下限がトレンドラインで上限がチャネルライン、下降トレンドの後に出てきたもみあい相場→上限がトレンドラインで下限がチャネルラインと呼ばれることが多い。 ■それまでの流れを引き継いでいるんですね。 □もみ合い相場はご覧の通り、価格の移動が横ばいになっている。  だからトレンドラインとチャネルラインによってブレイクの意味合いが変わるというより、もみ合い相場の時はラインを破った方に新しいトレンドができやすい。 ■もみ合い相場の時は上と下の両方に注意が必要、と。 □もし逆張りをするなら、下値の支持線まで下がったらまた上がると思って買う、上値の抵抗線まで上がったらまた下がると思って売るというトレードが有効とも言える。  ただし、どこでもみ合いが離れるかは分からないから上級者でも難しい。  再度もみ合いの中に戻るだろうと思って下値で買ったらそのままもみ合いを下にブレイクし、価格がどんどん下がっていくという相場も良くあるからね。 ■それは恐ろしい… □だからムサシ君もそこは注意したほうがいいぞ。 ■はい!やっぱり僕はトレンドフォロー型なので、トレンドラインとチャネルラインを見て、出来上がった方のトレンドに素直についていこうと思います。 □ほら、トレンドに素直に付いていく心は体得できただろう。 ■あ!小次郎講師すごいです! □以上、これにて第4回講義終了。 ■起立、礼!   小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g