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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 1,178.25 1,183.75 1,173.75 1,181.75 - 0.25
2024/05 1,192.25 1,199.25 1,182.75 1,196.75 + 0.75
2024/07 1,204.50 1,212.50 1,196.50 1,210.25 + 1.75
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
先物 258,084 261,803 743,055 (+ 6,323)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月19日−3月23日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る
コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並。
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大豆は小幅まちまち。終値の前日比は1.50セント安〜1.75セント高。中心限
月の5月限は前日比0.75セント高の1196.75セント。
前日の大幅高の後で修正場面を迎えた。ただ、一時は2ケタ前後まで拡大していた下
げ幅は縮小して終えており、下落に対する抵抗も窺わせる足取りとなった。米利下げ期
待とこれを受けたドル売りの動きも下支え要因になった。
5月限は1192.25セントで取引を開始した後は軟化しながらも欧州の時間帯を
終えるまでは1188セントが下値支持線として意識されたが、シカゴの時間帯にかけ
てこれを割り込み、シカゴの時間帯を迎えると1182.75セントの安値を付けた。
ただ、これで売り警戒感が強まったことでその後は上値を探る足取りに転じ、引け間際
には1199.25セントの高値に到達。高値を離れながらもその後の押しは浅く、高
値圏を維持したまま引けを迎えた。
<ブラジル産地>
今週後半は中部および北部で降雨が発生するが、南部では少雨傾向となりサフリーニ
ャコーンの生育に適さない状況が見込まれる。ただ週末にはアルゼンチンから北上して
きた前線の影響で広い範囲で降雨となる見込み。この雨は来週まで降り続き、穀物にと
っての慈雨となるだろう。
<アルゼンチン産地>
中部には前線がとどまっている影響で14日まで散発的な降雨が続くだろう。この雨
は結実期を迎えているコーン、大豆にとって慈雨となる見込み。週末に前線は北上し、
来週まで活発に雨を降らせるだろう。来週半ばには新たに前線が北上するもよう。一部
地域では降雨過剰となっているが、広い範囲でコーンと大豆にとっては慈雨となってい
る。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
13日に強い勢力の低気圧が張り出しており、15日まで散発的な降雨が続くだろ
う。また、南部では18日にかけて降雨が続く見通しで、この雨は小麦にとって慈雨と
なる見込み。週末には寒冷前線が到来し、気温の低下が見込まれる。この時の気温の低
下は短期で終わる見通しだが、来週後半には新たに前線が到来し再び気温が低下するだ
ろう。
大豆製品は、大豆油は原油高に反応し堅調で運ばれたが、大豆粕は大豆の頭重い足取
りや大豆粕とのストラドルに絡んだと見られる売りに頭押され軟調で終了。大豆粕5月
限の終値は前日比2.80ドル安の336.40ドル。
今日の材料
・ブラジル産地中部および北部では来週にかけて広い範囲で散発的な降雨が発生。
・ブラジル産地南部は今週は少雨傾向ながら週末以降に降雨発生へ。
・アルゼンチン産地では一部で降雨過剰も概ねコーン・大豆の生育に適した環境が
続く。
MINKABU PRESS
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