[今日の視点]とうもろこし=先限は夜間の流れを引き継ぎ小幅高か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、先限は小幅堅調か。13日のシカゴコーンは小幅まちまち、円相場
は1ドル=147円台後半のこう着状態にあるが、先限は60円高で終えた夜間の流れ
を継続すると予想。シカゴ期近5月限と円相場1ドル=147.70円からの換算値は
40円安。夜間の流れから序盤の先限は50円程度の上昇になると予想。
 先限は夜間取引でを60円高で終了。出来高は2枚の超閑散商いとなった。13日時
点では期先限月の取組は僅かながら増加。最も取組高の多い11月限から取組がシフト
してくることを期待したいが、そのために期先限月は11月限にサヤ寄せする可能性も
ある。
 13日のシカゴコーンは小幅まちまち。世界的な需給緩和見通しを織り込んだうえ、
一代の安値を更新し続けた後の修正もほぼ終えたと見られ動意に欠ける足取りが続いて
いる。ブラジルの天候が意識される状況が続いているが、利下げ期待が高まる中での
ドル安も弱気な需給見通しに相殺される状況だけに、限られたレンジ内での高下が続き
そうだ。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万6900〜3万7000円。本日の日
中取引の予想レンジは3万6850〜3万7100円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況 3月3日-3月9日(財務省)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 鉱工業生産指数及び生産者物価指数 2023年10-12月期(香港統計局)
◆ スイス ◆
【経済】16:30 生産者・輸入物価指数 2024年2月(連邦統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】20:00 製造業生産 2024年1月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 小売売上高 2024年2月(商務省)
【経済】21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】21:30 生産者物価指数 2024年2月(労働省)
【経済】23:00 企業在庫 2024年1月(商務省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【納会】--:-- コーン 2024年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆 2024年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆ミール 2024年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆油 2024年3月限(CBOT)
【納会】--:-- 小麦 2024年3月限(CBOT)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 製造業出荷 2024年1月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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