[今夜の視点]海外原油=反発か、カナダと米国の経済対立緩和を期待

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.47ドル高の67.02ドルで推
移。本日これまでのレンジは66.67〜67.14ドル。
 今晩の海外原油は反発か。国際エネルギー機関(IEA)は飽きもせず供給過剰見通
しを繰り返しているが、世界最大の石油消費国である米国で需給はタイトであり、ガソ
リン需要がさらに拡大するこれから需給は一段と引き締まっていくだろう。14日にカ
ナダ新首相となる元カナダ中銀総裁のカーニー氏が数日以内にトランプ米大統領と会談
し、関税を中心とする経済的対立が緩和すると期待されていることも相場を押し上げる
と思われる。
 ただ、海外原油は下げ一服後の三角持ち合いを形成している。反発するとしても、こ
のチャートパターンを維持しそうだ。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 国際収支 2025年1月(トルコ中央銀行)
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2025年3月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 消費者物価指数 2025年2月(労働省)
【経済】3/13 03:00 財政収支 2025年2月(財務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】22:45 政策金利発表(カナダ銀行)
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