石油午前=下落、ウクライナ和平期待が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。ウクライナ和平期待が重しとなっている。トランプ米大統領の
発表によると、ウクライナとロシアの主張を織り込みつつ修正和平案の作成が進んでい
る。数日中に首脳会談が実施され、最終的な合意が形成される可能性がある。時間外取
引でニューヨーク原油はしっかり。円相場は1ドル=155円後半で推移しており、円
買い・ドル売りが優勢。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 午前11時09分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1270〜470円安。
 午前11時09分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が842枚。
【API統計で原油在庫は減少、製品は増加】
 米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比190万
バレル減となった。減少は4週間ぶり。一方、ガソリン在庫は前週比50万バレル増、
留出油在庫は同80万バレル増となった。米製油所稼働率が上昇しつつあることが原油
在庫を押し下げ、製品在庫を押し上げている可能性がある。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.17ドル高の58.12ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは57.95〜58.15ドル。
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