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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/ 4 66.78 67.48 66.59 67.18 + 0.63
2025/ 5 66.48 67.19 66.33 66.91 + 0.64
2025/ 6 66.03 66.78 65.93 66.52 + 0.63
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 769,298 1,782,581 ( + 7,446)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/04 216.66 + 0.44
2025/05 213.48 + 0.04
改質ガソリン 2025/04 214.87 + 1.56
2025/05 215.07 + 1.50
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は反発。期近2限月は0.63〜0.64ドル高。その他の
限月は0.48〜0.63ドル高。
ウクライナの停戦交渉でロシアのプーチン大統領が米国の提案に同意したが、多くの
事項で詳細を詰めなければならないと述べ、停戦期待が後退したことが支援要因になっ
た。一方、中国とロシア、イランの3カ国は、北京で開いたイラン核問題に関する会合
で制裁の解除を呼びかけた。米財務省は、イランのパクネジャド石油相とイラン産石油
を秘密裏に輸送する「影の船団」の一部である香港船籍などの船舶に対して制裁を科し
ていた。
ロシアのプーチン大統領は、ロシアはウクライナとの停戦に向けた米国の提案に同意
するとしつつも、いかなる停戦も紛争の根源的な要因を排除した上で恒久的な平和につ
なげる必要があるとし、多くの事項で詳細を詰めなければならないと述べた。トランプ
米大統領は、プーチン大統領と13日に「有意義で生産的な協議」を行ったとした。た
だホワイトハウスによると、プーチン氏と会談したのは米政権のウィトコフ中東担当特
使で、米大統領は直接対話していない。
イランの最高指導者ハメネイ師は、トランプ米大統領がイランに対して呼び掛けてい
る核開発に関する協議を拒否している。米財務省は制裁発動に関して、イランのパクネ
ジャド石油相は数百億ドル相当のイラン産石油の輸出を監督し、数十億ドル相当をイラ
ンの軍事組織に割り当てているとした。米大統領は2月、イランの核兵器保有阻止に向
けて同国の石油輸出をゼロにすることなどを目指す、イランに対する「最大限の圧力」
政策を復活させた。
時間外取引で4月限は米政府機関閉鎖の回避見通しによる株高やドイツの財政改革パ
ッケージ合意によるユーロ高を受けて67.48ドルまで上昇したのち、上げ一服とな
った。通常取引開始後は米ミシガン大消費者信頼感指数速報値の大幅な悪化を受けて
66.59ドルまで下落したのち、押し目を買われた。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・ドイツの次期首相候補のメルツ・キリスト教民主同盟 (CDU)党首は、防衛・イ
ンフラ支出のための財政改革パッケージを巡り、緑の党と合意に達した。
・3月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は57.9と、前月の64.7から大幅
に悪化し、約2年半ぶりの低水準となった。市場予想は63.1だった。トランプ米大
統領の関税措置が物価を押し上げ経済を圧迫するという懸念から1年先期待インフレ率
は4.9%に上昇した。5年先は3.9%と1993年序盤以来の高水準となった。前
月はそれぞれ4.3%、3.5%だった。
・米石油掘削リグの稼働数は前週比1基増の487基=米ベイカー・ヒューズ
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