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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/04 67.35 68.37 67.25 67.58 + 0.40
2025/05 67.10 68.10 67.01 67.37 + 0.46
2025/06 66.68 67.70 66.63 67.03 + 0.51
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 576,272 1,792,525 ( + 9,944)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/04 220.38 + 3.72
2025/05 216.62 + 3.14
改質ガソリン 2025/04 218.12 + 3.25
2025/05 218.20 + 3.13
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月は0.40〜0.46ドル高。その他の
限月は0.44〜0.55ドル高。
イエメン西部のアンサールアッラー(フーシ派)に対して、米軍が攻撃を開始したこ
とが買い手がかり。イスラエルがパレスチナ自治区ガザへの人道支援物資や電力の供給
を停止したため、親イランのフーシ派はイスラエルの船舶に対する攻撃を再開すると発
表した。親イスラエルのトランプ米政権はイエメン西部のサアダやサナアを空爆し、フ
ーシ派は米国の軍艦を含む船舶への攻撃を開始している。フーシ派との衝突が終わった
後、米軍によるイラン攻撃が始まる可能性があることも支援要因。
中国国務院(内閣に相当)が消費促進特別行動計画を発表し、世界最大の原油輸入国
である中国の景気回復期待が強まっている。調査会社ケプラーによると、輸入の鈍化に
より中国の原油在庫は5年ぶりの低水準となっており、原油輸入が拡大する可能性があ
る。
18日にロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領が電話会談することからウクラ
イナの和平が期待されており、上値は重かった。ただ、欧州はウクライナに平和維持軍
を駐留させることを検討しており、平和維持軍を受け入れるかどうかはウクライナが決
めることであるとマクロン仏大統領は述べた。ロシアは北大西洋条約機構(NATO)
加盟国の軍隊がウクライナに駐留することを認めない可能性が高い。
時間外取引で4月限は一時68.37ドルまで上昇したが、上げ幅を維持できず、買
いは失速。通常取引開始後は67.25ドルまで押し戻された。ただ、プラス圏を維持
して引けた。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・フーシ派が発射したミサイルは、イランが発射したとみなされる=トランプ米大統領
・イランは責任を負い、その結果に苦しむことになる=同上
・米軍の無人偵察機がペルシャ湾のイラン沿岸を飛行=報道
MINKABU PRESS
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