●短期見通し原油、需給緩和の戻り売りが続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。70ドル割れ定着から、65ドル割れ
が試される見通し。供給過剰見通しが強いが、そのタイミングで通商リスクが高まって
いる。世界経済の減速懸念が強い。しかも、石油輸出国機構(OPEC)プラスは4月
から段階的に供給量を増やす見通し。中東情勢が不安定化していることはポジティブだ
が、イラン産原油の供給不安が高まらなければ、原油相場に対する影響は限定されよ
う。19日の在庫統計では、原油在庫増・石油製品在庫減が予想されている。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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