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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/04 67.29 68.47 66.88 68.26 + 1.10
2025/05 67.03 68.26 66.63 68.07 + 1.16
2025/06 66.74 67.89 66.36 67.70 + 1.08
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 614,757 1,754,245 ( - 8,983)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/04 225.43 + 2.24
2025/05 220.83 + 2.13
改質ガソリン 2025/04 219.11 + 2.15
2025/05 219.50 + 2.22
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月は1.10〜1.16ドル高。その他の
限月は0.72〜1.08ドル高。
トランプ米政権の発足後、米国が第4弾目となる新たな対イラン制裁を公表したこと
が買い手がかり。米財務省はティーポットと呼ばれる中国の独立系製油所に対する制裁
を初めて発表した。イラン産原油はほぼ中国向けで、ティーポットに原油を供給するタ
ンカーも制裁対象となった。イスラエルに対する敵対的な行為を止めるため、トランプ
米政権はイランの原油輸出をゼロに近づけることを目指している。
米国やイスラエルによるイラン攻撃が警戒されていることは支援要因。トランプ米大
統領はイエメンのフーシ派を支援しているイランを警告しているほか、イランの核開発
計画を止めようとしている。仏外務省はイランに駐在する仏市民に即時出国を要請し
た。
石油輸出国機構(OPEC)プラスが、生産枠を超過した産油国が実施する埋め合わ
せの減産計画を発表したことも支援要因。埋め合わせの減産を実施するのはイラクやカ
ザフスタン、ロシアなど7カ国。月次の減産幅は最低で日量18万9000バレル、最
大で同43万5000バレル。来年6月まで実施する。
時間外取引で5月限は67.52ドルまで強含んだが上値は重く、通常取引開始にか
けて押し戻されると66.63ドルまで軟化。ただ、その後は買い戻しが強まり、
68.29ドルまで上げた。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・米軍は今後2週間で中東の部隊を増強へ=アルジャジーラ
・鉱物資源取引でウクライナとまもなく合意へ=トランプ米大統領
MINKABU PRESS
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