トランプ米大統領が相互関税の一部停止を発表したことを受けて、株価連動で原油相 場も急伸した。安値55.12ドルに対して高値は62.93ドルであり、1日で 7.82ドルもの異常な値幅が形成されている。米中対立は激化する一方だが、その一 方で相互関税に対して報復ではなく交渉を選択した国に対しては、相互関税の税率が 10%に抑制されることになる。米中対立激化が続く限りは石油需要に対するダメージ を解消するのは難しいとみられるが、売られ過ぎ感もあって株価連動で安値から急反発 した。 なお、トランプ米大統領は12日に予定されているイランとの高官協議について、協 議が不調に終わった場合には軍事力行使の可能性があると警告している。真意は分から ないが、週末の協議にトランプ大統領が厳しい評価を下すと、来週前半は地政学リスク の消化も求められる可能性がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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