石油午前=堅調、米国のトマホーク供給は懸念要因

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。週末の産油国会合で、生産枠の引き上げ幅が限定的だったこと
や、トランプ米大統領がウクライナに長距離ミサイル「トマホーク」を供与する意向を
ほぼ堅めたことが相場を押し上げている。トマホークでロシア深部が標的となる可能性
が高いほか、米国の直接体な支援なしにトマホークを発射することは困難で、ロシアと
米国の衝突激化が警戒されている。円相場が1ドル=150円半ばで円安・ドル高の流
れを維持していることも支援要因。時間外取引でニューヨーク原油は小幅高。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は堅調。6万0140円まで水準を切り上
げた。ただ、夜間取引の高値を上抜くような展開にはなっていない。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
340〜450円高。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が422枚。
【EIAの発表は予定通り】
 本日、米エネルギー情報局(EIA)は短期エネルギー見通し(STEO)を発表す
る。米政府機関の閉鎖は続いているものの、これまで通りデータの収集を続け、予定通
り発表を実施する。週報も通常通り発表される見通し
【海外原油夜間取引=小幅高】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.06ドル高の61.75ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは61.65〜61.83ドル。
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