ゴム午前=売り優勢、前日の円安を背景とした上昇に対する修正安場面

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は売り優勢。寄り付きでは、前日の大幅な円安を背景として上昇に対
する修正安場面となった。その後は、薄商いの中、売り物がちの展開となっている。T
SR20は出来ず。
 午前11時42分現在のRSS3号は前営業日比2.7〜1.3円安。活発限月の3
月限は同2.5円安の302.5円、期先26年9月限は出来ず、推定出来高は59
枚(夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は1月限のみ約定し、同455ポイント安の1
万5290ポイント、推定出来高は21枚(夜間取引を含む)。

【3月限はレンジ形成か】
 今日午前のJPXゴムRSS3は、前日の大幅な円安を背景とした上昇に対する、修
正安場面となっている。活発限月の3月限は、前日の取引で一時305.3円まで上昇
し、引けも305.0円とほぼ高値引けとなった。
 だが、前日の夜間取引から売りが優勢となり、今日は一時300.8円まで下落し
た。昨日の上昇は、ゴム独自の要因ではなく、外部要因からの上昇であり、買いは続か
ないようだ。目先、295〜305円前後のレンジ相場を形成する可能性があるとみ
る。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りがやや優勢とな
り、0.1セント安〜0.2セント高で推移している。
 上海ゴムは国慶節のため、休場。取引再開は、10月9日の予定。

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