シカゴ大豆の夜間取引は強含み。11月限は1019セント台まで強含む展開。 前日は政府機関の閉鎖の影響で生育進度や作柄、土壌水分の発表はなかったが、収穫 はコーン以上に順調に進展しているとされており、市場の観測では39%(前週 19%)に達しているとの見方も出ていた。 そのようななか、米大豆農家の関心は最大の顧客である中国との貿易問題の解決に移 っているが、その前に今夜は先週告知された連邦政府としての国内農家支援策が発表さ れる予定のため、その内容が注目される。 前日のシカゴは小幅まちまち、期近の主要限月は小幅安。この日も米上院が「つなぎ 予算」を否決したことで、米政府機関の一部閉鎖は続いているが、週間輸出検証高は発 表された。76万トン台と前週からは増加したものの、それほど支援材料とはならず、 収穫進展の見方で上値を抑えた。一方、7日に連邦政府として国内農家支援策が発表さ れる予定のため、それに対する期待感もあって下値も比較的堅かった。 11月限は1020セントの節目を挟んだ高下となったが、引けは1017.75セ ントと前日に続き1020セント台を割り込んだ。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 15:00 製造業受注 2025年8月(経済技術省) ◆ フランス ◆ 【経済】 15:45 国際収支 2025年8月(フランス銀行) 【経済】 15:45 貿易収支 2025年8月(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 貿易収支 2025年8月(商務省) 【経済】 10/8 04:00 消費者信用残高 2025年8月(FRB) 【工業】 10/8 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 貿易収支 2025年8月(カナダ統計局) 【経済】 23:00 Ivey購買担当者景況指数 2025年9月(RISB) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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