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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2026/01 58.05 59.06 57.42 58.84 + 0.78
2026/02 57.78 58.78 57.19 58.59 + 0.78
2026/03 57.65 58.58 57.05 58.41 + 0.77
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 802,915 1,831,603 ( - 6,763)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/12 240.61 - 5.03
2026/01 236.39 - 3.02
改質ガソリン 2025/12 189.66 + 1.32
2026/01 182.57 + 1.16
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.78ドル
高。その他の限月は0.50〜0.77ドル高。
米国とロシアが策定したウクライナ和平案に、欧州連合(EU)が対案を提示し、ウ
クライナ和平合意が不透明となったことが相場を押し上げた。EUはロシアに対して無
条件の停戦を要求し、ウクライナ東部の割譲については停戦合意後に協議すると主張す
るなど、これまでの言い分をほとんど変えていない。ウクライナの北大西洋条約機構
(NATO)加盟についても、EUは制約を設けない方針。ドイツのメルツ首相は、ウ
クライナには強力な軍隊や堅実な安全保障が必要、ウクライナに領土割譲を強いること
は出来ない」、「主要7カ国(G7)では米国を除いてロシアがG8に復帰することを
望まず」などと述べており、ロシアと衝突を継続する構え。
27日の米感謝祭を控えた買い戻しも相場を支えた。年末商戦が本格化するなか、ポ
ジション調整が中心となりつつある。今週は27日が感謝祭で休場、28日が短縮取引
となることから、実質的な取引は26日まで。
来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)における利下げ観測が再び高まりつつある
ことも支援要因。追加利下げに否定的な米金融当局者がいる反面、ウォラー米連邦準備
理事会(FRB)理事やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は追加利下げを支持して
いる。
時間外取引で1月限は57.42ドルまで軟調に推移する場面はあったが売りは続か
ず、通常取引開始を控えて切り返した。通常取引開始後は買いが優勢。引けにかけては
58.96ドルまで上げた。
改質ガソリンの期近は反発。ヒーティングオイルの期近は続落。ヒーティングオイル
は調整売りが継続した。
今日の材料
・次回の会合では利下げを支持する=ウォラーFRB理事
・国境は武力によって変更されるべきではない=ゼレンスキー大統領
・侵略者はすべてを償う必要がある=同上
・ゼレンスキー氏が停戦合意を拒否するなら、米国は支援をすべて停止へ=米ABC
・米南方軍は感謝祭とクリスマスの休暇を制限=報道
・2027年まで石油の供給過剰が続く可能性=JPモルガン
・トランプ米大統領、来年4月に中国を訪問へ
・習近平主席、年内に米国を訪問へ
MINKABU PRESS
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