アストロジー(満月・新月サイクル)では、7日に新月を迎え、NY金(12月限)は一旦、短期調整が入っておかしくない時間帯。メリマンの重要変化日は、9月3日~7日。一目均衡表の基本数値や対等数値なども重なるトレンド変化(加速or転換)が起こりやすい時間帯にも入っている。
一目均衡表の雲も切り下がっており、踏み上げ後の短期調整も予想されるが、価格帯別出来高の厚い1800ドル水準~雲の下限が下値支持として機能するなら、8月に大底を確認しており、中長期的な押し目買い基調は継続となろう。
雇用統計は弱気であったものの、インフレ懸念は潜在したままで、遅れたとしても、量的緩和の縮小(テーパリング)自体は年内のどこかで決定して、その後に開始するというのが、現段階での市場コンセンサスだが、米軍のアフガン撤退後の中東情勢はきな臭さを増している。カブール陥落は、米国覇権の長期的な継続性に疑問を投げ掛けるものとなっている。日本・ドイツが選挙を控えるが、いずれも長期政権後の不安定さが予想され、米同盟国の政治力低下に繋がるかもしれない。
世界的な異常気象が観測される中、米国に続き、南米産穀物も豊作とならなかったり、中東の地政学リスクが原油供給障害を伴って浮上した場合は、急速に原油・穀物市場が下値を切り上げる可能性もあろう。テーパリング実施後の利上げへの道は、株価へ影響を与えないようにゆっくり行いたいと言うFRBの思惑が順調に進むかは不透明だ。
コロナでの金融・財政政策の総動員で、世界の負債総量は記録的水準にまで膨らんでいる。「不換通貨」の限界や、ドルの基軸通貨・米国の覇権の綻びを受け、改めて金の持つ「安全資産」の顔が評価されてきそうだ。
一目均衡表の雲も切り下がっており、踏み上げ後の短期調整も予想されるが、価格帯別出来高の厚い1800ドル水準~雲の下限が下値支持として機能するなら、8月に大底を確認しており、中長期的な押し目買い基調は継続となろう。
雇用統計は弱気であったものの、インフレ懸念は潜在したままで、遅れたとしても、量的緩和の縮小(テーパリング)自体は年内のどこかで決定して、その後に開始するというのが、現段階での市場コンセンサスだが、米軍のアフガン撤退後の中東情勢はきな臭さを増している。カブール陥落は、米国覇権の長期的な継続性に疑問を投げ掛けるものとなっている。日本・ドイツが選挙を控えるが、いずれも長期政権後の不安定さが予想され、米同盟国の政治力低下に繋がるかもしれない。
世界的な異常気象が観測される中、米国に続き、南米産穀物も豊作とならなかったり、中東の地政学リスクが原油供給障害を伴って浮上した場合は、急速に原油・穀物市場が下値を切り上げる可能性もあろう。テーパリング実施後の利上げへの道は、株価へ影響を与えないようにゆっくり行いたいと言うFRBの思惑が順調に進むかは不透明だ。
コロナでの金融・財政政策の総動員で、世界の負債総量は記録的水準にまで膨らんでいる。「不換通貨」の限界や、ドルの基軸通貨・米国の覇権の綻びを受け、改めて金の持つ「安全資産」の顔が評価されてきそうだ。
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